...凡そそうした世界的現実性(ゲーテのファウストならば第一部にはなくて第二部で初めてテーマになるものだ)において稀薄なエーテル的サブスタンス(?)が必要なのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...之を充たすエーテル的サブスタンス――永遠性を有った無内容――として如何に之に打ってつけであるかが見られたことと思う...
戸坂潤 「思想としての文学」
...サルム・ディック侯夫人コンスタンス・マリー...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...本と図書室という実体(サブスタンス)そのものは必ずしも...
中井正一 「支部図書館三周年に寄せて」
...レジスタンス式の気力をそなえた人物であったにちがいない...
蜷川新 「天皇」
...彼らのレジスタンス精神である...
蜷川新 「天皇」
...同藩下の市民のレジスタンスの成功を示すものであった...
蜷川新 「天皇」
...静荷重にやっと耐えているようなハーケンとわずかつま先がのるくらいのスタンス...
早川鮎子 「穂高岳屏風岩にて」
...私は娘達の様子はテレーズとコンスタンスに聞いて何でも知ってるんです」彼は嬉しげに答えた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...〈昨日が終って今日になった〉というその日その日の短いスタンスのことなので...
久生十蘭 「だいこん」
...気位(きぐらい)の高いベシイ・コンスタンス・アニイ・マンディ嬢から観(み)れば...
牧逸馬 「浴槽の花嫁」
...老嬢ベシイ・コンスタンス・アニイ・マンディは...
牧逸馬 「浴槽の花嫁」
...幻滅と悲痛に気の抜けたようになったベシイ・コンスタンス・アニイ・マンディは...
牧逸馬 「浴槽の花嫁」
...こうしてベシイ・コンスタンス・アニイ・マンディは...
牧逸馬 「浴槽の花嫁」
...一例をいふとサブスタンスのレアリテーはあるかないかといふやうな事がいきなり書いてある...
正岡子規 「墨汁一滴」
...女文豪コンスタンス・ラッセル夫人よりも書面で教えられたは...
南方熊楠 「十二支考」
...そのような災難を生じるサーカムスタンスをもつことにもっともっと苦しい思いをする筈だし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...わたしはああいう断食の掟においてはコンスタンス〔恒常持久**〕を避ける...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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