...その外套は中国スタイルとでもいうか...
高見順 「いやな感じ」
...床屋がぼくの頭をリーゼントスタイルにしたとき...
竹内浩三 「鈍走記(草稿)」
...さまざまのスタイルを試みているのですが...
太宰治 「新郎」
...しかもその美しさは! 上品さは! あのノウブルなスタイルは! かれは四度目に橋の袂で向うから此方(こつち)を向いて歩いて来るのにひよつくり出会した時には...
田山録弥 「くづれた土手」
...真の意味に於けるスタイルも亦この壁に沿って形を取る...
戸坂潤 「思想としての文学」
...彼が人間の思想の内容を第一にその人の文章のスタイルで判定することにしているらしいなどがその一例だ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...詩の情想やスタイルの上に種種の變移があつて...
萩原朔太郎 「青猫」
...およそこの詩集以前にかうしたスタイルの口語詩は一つもなく...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...そのテーマやスタイルを異にしてゐる種種雜多の詩が書かれてるのは...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...スタイルだけを信じればいい...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...あらゆるスタイルとフォルムがのたうちまわりながら...
久生十蘭 「虹の橋」
...いずれにしてもスタイルが万事を支配する形式主義の時代だったが...
久生十蘭 「無月物語」
...今どきの様式(スタイル)のは御免ですよ」「とおっしゃると...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...「新詩集」のスタイルは極めて堅牢にして彫塑的と云ふを得べし...
堀辰雄 「リルケ年譜」
...スタイルやらをえらびに...
宮原晃一郎 「虹猫と木精」
...御蔭で派手なヤンキースタイルは殆ど一掃された...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...何というスタイルの洋装か知らないが...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...カクテル・スタイルだと...
吉川英治 「折々の記」
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