...却ってスコラ哲学的な知識に就いての疑問を提出した...
戸坂潤 「科学論」
...だがスコラ哲学的知識の批判者としてならば...
戸坂潤 「科学論」
...後に之とスコラ哲学以来の所謂演繹論理学とを結合して...
戸坂潤 「科学論」
...以上の四つのものはスコラ哲学に現われた空間の代表的名辞であることを茲に注意して置こう...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...更に古くスコラ哲学に於ける実体――それは神であり不生不滅の常住者である――の概念の変形したものに外ならなかったのである...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...この哲学は弁証法的唯物論の論理化であり又煩瑣哲学化(スコラ哲学化)となる...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...形式論理学を絶対的な武器としていたスコラ哲学の方法であったことは...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...だからスコラ哲学に於ては之が全く心理学的な範疇(例えば内官)の外へ出なかったのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...たとえば中世の大学における医学生の試験は論理学の暗記だったということがスコラ哲学の無能の何よりもの良い証拠だと考えられる...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...実は彼こそ最もすぐれたスコラ哲学の悉知者であった...
戸坂潤 「読書法」
...そして特にスコラ哲学的教養に至っては...
戸坂潤 「読書法」
...スコラ哲学では「主体に対する客体」としての「叡知と現象」...
中井正一 「美学入門」
...あらゆる部分にも全部がある」というスコラ哲学の原理を...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...スコラ哲学の考え方というよりも言い方で...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...スコラ哲学者は、物の真理或いは存在における真理と、知性の真理或いは知識における真理とを、区別した...
三木清 「哲学入門」
...スコラ哲学風にガチャガチャと談じられただけで何が何だかハッキリしたものは生まれて来なかった「主体性の問題」も...
三好十郎 「恐怖の季節」
...西欧に於てはカンターベリーのアンセルムス(1033―1109)がスコラ哲学を始めるに至った...
和辻哲郎 「鎖国」
...このように最大のスコラ哲学者のアリストテレース解釈はアヴェロエスに対する戦という旗の下になされた...
和辻哲郎 「鎖国」
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