...そのスケッチ・ブックには...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「わたくし自身について」
...君は一冊のスケッチ帳(小学校用の粗雑な画学紙を不器用に網糸でつづったそれ)と一本の鉛筆とを...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...一山のスケッチ帳人物画は...
上村松園 「画筆に生きる五十年」
...ある一小事件をスケッチしたものであった...
高浜虚子 「子規居士と余」
...こんなスケッチ板とのみでは...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...この日記と例の不思議なスケッチ板なぞは...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...横顔はとにかく中止として今度はスケッチ板へ一気呵成(いっきかせい)に正面像をやってみる事にした...
寺田寅彦 「自画像」
...繪具箱へスケッチ板を一枚入れて...
寺田寅彦 「寫生紀行」
...さっそくそれで水彩絵の具一組とスケッチ帳と象牙(ぞうげ)のブックナイフを買って来たのを見せられてたいそううれしそうに見えた...
寺田寅彦 「夏目漱石先生の追憶」
...画のじょうずなトクさんはスケッチ・ブックの整理をしているし...
久生十蘭 「キャラコさん」
...「湖水の風景をスケッチに来たんだそうだが...
久生十蘭 「肌色の月」
...清のチョコ/\歩く姿をスケッチする...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ステッキを持たぬ若い芸術家たち――いろどったスケッチで家賃を払う気軽な連中は...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...スケッチ風のところに濃い色をさっぱりとつけるという風なのもいいということになりました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...画家はやはりスケッチの手帳を引繰返しつつ...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...その義仲寺のスケッチではいろいろと車中話題がわいていたからである...
吉川英治 「随筆 新平家」
...ここの地形と下り松をスケッチ帖へ写そうと思ったが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...スケッチも禁じられている...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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