...例えばクロウメモドキ・シロップはクロウメモドキ(rhamnus catharticus)の実のジュースから調製するのではなく...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...アンナ・セルゲーヴナにシロップ水だのアイスクリームだのをすすめた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」
...シロップみたいに...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「熊」
...「お腹(なか)はいいの?」ミチはコップにレモンシロップを入れ...
富田常雄 「刺青」
...この次から薬にもっと単舎(シロップ)を入れて貰うように...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...たんが出るという患者には甘いゼネガシロップを与え...
永井隆 「この子を残して」
...濃いシロップでも飲まう冷たくして...
中原中也 「在りし日の歌」
...香辛料としてはデーツ・シロップとハチミツが使われた...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...植物をふやかしてジュースを抽出することが知られ、抽出、煎じ、蜜を混ぜ(材料を沸騰させ、油、バター、蜜、などと一緒に濃縮し)、混合物、シロップ、錠剤、ペースト、座薬、粉薬、ドロップ、目薬、膏薬、燻蒸薬、などである...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...シロップを気(おくび)のでるほど飲んだうえ...
久生十蘭 「ノア」
...タネモノ(シロップなり小豆なり)を入れて...
古川緑波 「氷屋ぞめき」
...その上からシロップをかける...
古川緑波 「氷屋ぞめき」
...渡辺はま子見物、シロップ二本、その他いろ/\貰ひもの多き日なり...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...それをまた布巾漉しにしたのが梅のシロップです...
村井弦斎 「食道楽」
...シロップは先日もお教え申したように桃でも梅でも杏(あんず)でも李(すもも)でも梨(なし)でも牡丹杏(ぼたんきょう)でも林檎(りんご)でも苺(いちご)でも何でも水気を付けずに皮を剥(む)いてザラメ糖か角砂糖を振かけて半日ほど置くと砂糖が溶けて菓物の液を沢山呼び出します...
村井弦斎 「食道楽」
...菓物のシロップを小匙二杯...
村井弦斎 「食道楽」
...もし旅行中かあるいは田舎(いなか)へ行ってラムネのようなものが欲しい時には瑞西製(すいつるせい)のソドルという器械付の壜を買って今のシロップでもあるいは牛乳でもビールでも何でも飲料へ炭酸瓦斯(たんさんがす)を入れて飲むと胸がすいて心持(こころもち)がようございます...
村井弦斎 「食道楽」
...酒というよりもむしろ西洋風のシロップに近い...
村井弦斎 「食道楽」
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