...このシャッポをかぶりますから...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...これを芸人帽子(シャッポーダルチスト)と呼ぶなり...
永井荷風 「洋服論」
...科学の方でシャッポをぬぐより仕方がない...
中谷宇吉郎 「吉右衛門と神鳴」
...余が番頭のシャッポの上に顛(ころ)び落ちそうになるのは心好(こころよ)くないものである...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...まず表に円(まる)いシャッポの看板のかかっている家を探(さが)すんだよ...
新美南吉 「手袋を買いに」
...四角なシャッポを冠っている」とこう謂(い)われる...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...日本はシャッポをぬいでお辞儀をした...
久生十蘭 「だいこん」
...あの山形のシャッポ...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...いつかも銭湯で帽子(シャッポ)をかぶり...
正岡容 「初看板」
...」「シャッポも飛ばさな...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...又(また)狸は少しこわれてはいましたが運動シャッポをかぶっていました...
宮沢賢治 「蜘蛛となめくじと狸」
...シャッポを阿弥陀にしていはしまいかと思われる位である...
夢野久作 「暗黒公使」
...僕もシャッポを脱がざるを得ないよ」少年は極(きま)り悪げにうつむいた...
夢野久作 「暗黒公使」
...コンナ頭のいい恐ろしい学者が人間世界に居ようとは夢にも思わなかったので今一度シャッポを脱いで窓の前を退散した...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...「おやじのシャッポ(ポコペンとか駄目とかいう意味)がホームラン(流連(いつづけ)のこと)」だの...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...……シャッポを冠り直せ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...反射交感組織にシャッポを脱いで...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...そのような人々は済ないがモウ一度シャッポを冠(かむ)り直して...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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