...ロマン派的な世界や宇宙的なものに親しい筈のフィヒテやシェリングに較べて...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...浪漫派に代る自然主義を植えつけた(当時自然哲学は主として浪漫主義の色彩を有っていたから――シェリングの自然哲学を見よ――...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...或いは往々之をシェリング自然哲学の単なる複製と考える*...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...シェリング哲学一般もそうであるが...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...ヘーゲルの自然哲学は決してシェリングの夫の単なる伝承などではない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...夫がシェリング一派の自然哲学とは異った系統にぞくすると云ったのも外ではない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...そしてシェリングなどになると...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...フィヒテに続くドイツ観念論体系はシェリングだと云われている...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...――初期のシェリングに見出されるような芸術家的自由・個性の自由・は...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...正にこうしたシェリング的行為に相当する...
戸坂潤 「思想としての文学」
......
戸坂潤 「辞典」
...後にはまたシェリングが取り上げた処の自然という概念は...
戸坂潤 「辞典」
...後期のシェリングによって指摘されたが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...――ヒエロニムスはシェリング街を進んで行った...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...中にもシェリングの『大学に於ける研究の方法』といふ講義は私の最も好んで読むもののひとつです...
三木清 「消息一通」
...」ヘーゲルも、シェリングも、悲劇と云へばギリシア悲劇のことを考へてゐたのであつて、殊にシェリングに於て運命の概念が彼の歴史の見方に對し決定的に重要な意味をもつてゐたことは、彼が世界史の哲學的構成にあたり、世界史を運命、自然、攝理といふ三つの時代に區分したといふことによつても窺ひ知り得られるであらう...
三木清 「歴史哲學」
...シェリングの哲學は近づき易く...
三木清 「歴史哲學」
...シェリングは歴史を汚れたる手の觸れるに堪へぬ「神的悟性の永遠なる詩」であると考へた...
三木清 「歴史哲學」
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