...ザワザワと音をたてました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「みにくいアヒルの子」
...深々と山を掩(おお)った昼なお暗い老杉(ろうさん)がいつ来て見てもザワザワと揺れ立っていた...
橘外男 「逗子物語」
...ザワザワとのぼせて南の空風に縁側のふいてもふいても黄塵の積る時節となり候……...
中谷宇吉郎 「寺田寅彦の追想」
...ザワザワと波立つやうな人の聲が聞えます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ザワザワと波立つような人の声が聞えます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ザワザワと人が集まつて居りますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見物がザワザワ騷ぎ始めた頃...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ザワザワしないやうに坐を滑るのですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「…………」群衆がザワザワと波打つような美色...
野村胡堂 「礫心中」
...胸毛がザワザワと伸びたの迄が見える...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...不機嫌な風がザワザワ葉を鳴らし出すと...
宮本百合子 「雨と子供」
...まだザワザワと追いかけて来る音がする……と思ううちに思いもかけぬ横あいから...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...髪毛(かみのけ)がザワザワして...
夢野久作 「冗談に殺す」
...頭の毛が一本一本ザワザワザワとして...
夢野久作 「木魂」
...ザワザワザワと粟立(あわだ)って来るのを感じた...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...そのザワザワが消えないうちに...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...ザワザワと横枝へはいだした...
吉川英治 「神州天馬侠」
...ザワザワと掻き分けてきた弦之丞...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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