...七十爺の気持がどうして判るんだ?」「あいつはうちのザクロを持って行ったんだよ...
梅崎春生 「狂い凧」
...戦時中だからザクロなんか必要じゃない...
梅崎春生 「狂い凧」
...このザクロは福次郎が可愛がっていた樹なので...
梅崎春生 「狂い凧」
...戦争に勝つまでこのザクロはわしが預かる...
梅崎春生 「狂い凧」
...ザクロは戻って来たのか」笑いを収めて栄介は言った...
梅崎春生 「狂い凧」
...もっともザクロを戻してもらっても...
梅崎春生 「狂い凧」
...ザクロの実の味の話になり...
梅崎春生 「狂い凧」
...このヘロドトスはバスによるとザクロの根をサナダムシの治療に使うことの発見者であった...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...おほきなひびきを人形師の糸でころがすザクロ石...
大手拓次 「藍色の蟇」
...なかの内臓は黒い戦士のあぎとに暴露されていた――その方の胸板はあまりに厚くてどうにも喰いやぶるすべがないらしかった――そして手負いの彼の眼の暗紅のザクロ石は戦いのみが燃やすことのできる兇暴さに燃えているのが見られた...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
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高見順 「死の淵より」
...駆虫剤としてザクロ...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...ザクロの根(寄生虫に)...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...合理的なアロエ、ダイオウ、ザクロの根、シナモン、ジャコウ、チョウセンニンジン、など、の他に、コウモリの排泄物、ヘビの皮、など...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...鶏舎との間に昔からのザクロや大名竹を植えた小庭があり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そこで食べてみると甘いザクロがあった...
柳田国男 「故郷七十年」
...町の両側がザクロの並木になっている...
柳田国男 「故郷七十年」
...ザクロのように打ち破(わ)られたイガ栗頭の横腹から...
夢野久作 「斜坑」
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