...ルックサックに登山靴というSさん...
石川欣一 「可愛い山」
...ところがPWの士官がサックの一つに横になっているのを誰かが発見し...
石川欣一 「比島投降記」
...病人と婦女子は第一船艙の壁に取外しの出来るズック製の物――米海軍ではサックと呼んでいる――を三重につるしてそこに寝る...
石川欣一 「比島投降記」
...リュックサックを肩に負い...
海野十三 「今昔ばなし抱合兵団」
...きみのリュックサックから...
江戸川乱歩 「大金塊」
...きみのリュックサックにろうそくが入れてあったね...
江戸川乱歩 「大金塊」
...サックの中からピストルを出して...
大杉栄 「日本脱出記」
...あの時のリュックサックの代りに...
太宰治 「十二月八日」
...エルロン伯の攻撃に対してサックス・ワイマール大侯がフリシュモンとスモーアンとを維持したこと...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...サックと畳み上げた石垣の隙間へ叩きこみました...
野村胡堂 「古城の真昼」
...大きなルック・サックを背負って手にスーツ・ケースをさげている...
久生十蘭 「ノア」
...サックの留めをはずした...
久生十蘭 「母子像」
...ポケットから黒い皮のサックを出して...
火野葦平 「糞尿譚」
...ピエル・ドュ・モルテサックはじめ彼女の騎士連が多勢詰めていた...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...警部がボロボロの十円札と受取証と指環のサックを突き付けて徳市を訊問した...
夢野久作 「黒白ストーリー」
...「リュツクサック」とか「登高行」とかいふ刊行の立派な雜誌...
吉江喬松 「山岳美觀」
...「で、捕まえたら」「わたしとトム公とで、十二天の上で待っているから、連れて来てもらいたいわ」お光さんは、指環のサックを、広東服のポケットに納めて、「高瀬の方の手段は、それから考えたっていいしね……」と南京豆を割った...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...イサックもまた一先ず上海の東洋での黄色い手を棄てて孟買(ボンベイ)に帰る途中であった...
吉行エイスケ 「地図に出てくる男女」
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