...大小護謨毬(ゴムまり)にのッけて...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...乳房はゴムまりのようにもりあがり...
海野十三 「宇宙女囚第一号」
...ほっぺたがゴムまりのようにふくらみ...
海野十三 「宇宙の迷子」
...僕の耳にゴムまりを半分に切ったようなものを...
海野十三 「海底都市」
...ゴムまりのように大きく開いて...
海野十三 「火星兵団」
...ゴムまりみたいに抛(ほう)りっこするのである...
江戸川乱歩 「江川蘭子」
...ゴムまりほどの、白っぽい目玉が、ニューッと、とびだしています...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...大きなゴムまりにはいった三人の子どもです...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...赤のゴムまりにはいっている少年がころがされて...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...少年はゴムまりから出ている右手で...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...大きな大きな黒いゴムまりのようなものが見えました...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...気球はゴムまりをおしつぶしたような形にかわってしまいました...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...地べたを護謨毬(ゴムまり)か何ぞのように感じるほど...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...ボールがゴムまり...
寺田寅彦 「野球時代」
...木皿の上には護謨毬(ゴムまり)ほどな大きな田舎饅頭(いなかまんじゅう)が一つ載(の)せてあった...
夏目漱石 「門」
...じぶんのからだをゴムまりのようにほし草にむかって投げつけた...
新美南吉 「久助君の話」
...だつてお菓子(くわし)とゴムまりとピストル入れりやいつぱいだ...
水谷まさる 「歌時計」
...1どこかに妹がきてゐるtom・tomとゴムまりをついてゐるぼくの心のゴムまりを妹はtom・tomとだまつてついてゐる2もうとどかない花の日がぬれてゐる思ふことがみんな童話になつてはくづれてゆくふるいオルゴオルのふるい折返しからの歌よこはれた心のひびきよ ふるさとの声よ 雨の音よ...
森川義信 「雨」
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