...それは全くえたいの知れないゴム製のたこのようなものであった...
海野十三 「火星兵団」
...ゴム毬のやうに輕い子供である...
海野十三 「恐怖について」
...まさかあの小伜の身体を包んだゴム袋の中に...
海野十三 「大空魔艦」
...重病人になったような気がしてならなかった彼はゴム管を咥(くわ)えて...
海野十三 「地球発狂事件」
...「ゴム」条ノ両端ヲ挿入シテ...
海野十三 「発明小僧」
...ぞうきんのかたまりみたいに見えていたゴム人形が...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...ぴったり身についたゴム製のシャツとズボンを着たのだ...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...凍結した霜夜の街を駆け行く人力車の車輪の音――またゴム輪のはまっていなかった車輪が凍(い)てた夜の土と砂利を噛む音は昭和の今日ではもうめったに聞くことの出来ないものになってしまった...
寺田寅彦 「追憶の冬夜」
...丁度ゴムで拵へた枕をふくらますやうに...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...護謨管(ゴムかん)のごとき柔かき尻尾の先が思い掛なく吾輩の口に這入る...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...ゴム風船の音もへったようでした...
新美南吉 「狐」
...黒の深ゴムを履きゃしねえよ...
葉山嘉樹 「乳色の靄」
...警察医が指にゴムのサックをはめて...
久生十蘭 「金狼」
...「ゴム靴だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「見えざる力」
...ゴム輪のにして下すったわね...
三好十郎 「樹氷」
...二十年頃ゴムの弾力で飛ぶ紙製の蝶々ができて...
山本笑月 「明治世相百話」
...新派悲劇みたいな姿態(ポーズ)を作って案内したから吾輩も堂々と玄関のマットの上に片跛(かたびっこ)の護謨(ゴム)靴を脱いで...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...――甲谷はイギリス政府の護謨(ゴム)制限撤廃の声明が...
横光利一 「上海」
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