...大小護謨毬(ゴムまり)にのッけて...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...頬(ほっ)ぺたをゴムまりのようにふくらませ...
海野十三 「怪塔王」
...ゴム毬のやうに輕い子供である...
海野十三 「恐怖について」
...もっとぐにゃぐにゃしたゴム製の管のようなものがついていた...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...なにしろ再生(さいせい)ゴムだからな」5新鋭戦艦マサチュセッツは大統領とその幕僚(ばくりょう)...
海野十三 「不沈軍艦の見本」
...それからこのゴムは爆弾で初めに穴は明(あ)くが...
海野十三 「不沈軍艦の見本」
...彼女は已に生命のないゴム人形みたいに...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...ゴムのように面白く伸びたり縮んだりした...
谷崎潤一郎 「少年」
...老船長のゴムまりのように肥った体からも髪のうすくなった頭からも汗がしきりに蒸発している...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...その中には世界第一の人造ゴム製造会社もある...
中谷宇吉郎 「アメリカの沙漠」
...最後に緑色のゴム長をぎゅうぎゅう詰め込んで...
中谷宇吉郎 「アラスカ通信」
...護謨(ゴム)を延ばして...
「高浜虚子著『鶏頭』序」
...穴だらけのゴム長が一足...
林芙美子 「下町」
...婦人はゴム人形のやうに溌剌と無色透明な心臓を有って彼と並んで舗道を行った...
原民喜 「玩具」
...雲なんかは見ないでゴム靴ばかり見てゐるのでした...
宮沢賢治 「蛙のゴム靴」
...閉尿はゴムのくだを入れてこれを誘致するという最後の治療であったが...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...もう今日ではことごとくゴム靴だ...
柳田国男 「木綿以前の事」
...ゴムのお庭に水銀の池を湛えむばかり……出来る事ならイエス様を家庭教師にしてマリヤ様を保姆(ほぼ)にしたい位だったそうで...
夢野久作 「霊感!」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??