...護謨(ゴム)長靴ばきの彼れの姿が...
有島武郎 「カインの末裔」
...ゴムだこを埋めてあるところが...
海野十三 「火星兵団」
...ゴム毬のように一つポーンと跳ねかえり尚もそのまま滑走を続けると思われたが...
海野十三 「地球盗難」
...一九四四年にはゴムの在庫が全部無くなるということは一年前から分っていたんだ...
海野十三 「諜報中継局」
...ゴムがなけりゃ、あらゆる車輛は製造中止だ...
海野十三 「諜報中継局」
...なにしろ再生(さいせい)ゴムだからな」5新鋭戦艦マサチュセッツは大統領とその幕僚(ばくりょう)...
海野十三 「不沈軍艦の見本」
...ゴム線が燃えるような臭いだ」そのとき...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...ゴム臭(くさ)い臭(にお)いがし...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...気球はゴムまりをおしつぶしたような形にかわってしまいました...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...青白くなった皮に食い込んで見えなくなったゴム帯をほどく...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「株式仲買人」
...上の端がゴム紐で留めてある...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...弾力なき護謨(ゴム)である...
夏目漱石 「虞美人草」
...護謨球(ゴムだま)のように...
夏目漱石 「道草」
...するとあいつのゴム靴がめちゃめちゃになるだろう...
宮沢賢治 「蛙のゴム靴」
...のびが戻らず――まるでそれではこの頃のゴムのようね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それは確かに空(から)っぽのゴム人形だろうと思うんで...
夢野久作 「暗黒公使」
...吾輩が立止るトタンに両脚を突込んでいる片チンバのゴム長靴が...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...金山(かなやま)でも護謨(ゴム)林でも開けると器械より先に...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
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