...コンマの打ち方なんか...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...先月より二コンマの少しだけ多い...
石川啄木 「葉書」
...今月の自分の組の歩合は六十二コンマの四四四である...
石川啄木 「葉書」
...先月よりは二コンマの少しだけ多い...
石川啄木 「葉書」
...又中には、何にも彫つてないのや、点や、コンマや、其他吾々の言葉を記(しる)した種々の文字や符号のすべてと同じだけのいろいろの活字がある...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...たとえば、僕のうちの電話番号はご存じの通り4823ですが、この三桁(けた)と四桁(けた)の間に、コンマをいれて、4,823と書いている...
太宰治 「愛と美について」
...小さいコンマの連続だけである...
太宰治 「十五年間」
...佐助は琴のような高価な楽器を買う金もなし第一あんな嵩張(かさば)るものを担ぎ込む訳に行かないので三味線から始めたのであるが調子を合わせることは最初から出来たというそれは音を聴(き)き分ける生れつきの感覚が少くともコンマ以上であったことを示すと共に...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...資本主義のコンマーシャリズムの下に次第に歴史的に具体化されて展開して来ると...
戸坂潤 「思想としての文学」
...またここへコンマがはいるよ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...わたしにとってはコンマが入るのだ! 諸君...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...日本の詩句の切れ目ははっきりコンマやピリオッドが打てないような不即不離のものが多く...
信時潔 「歌詞とその曲」
...いつたい君はなんだい! コンマ以下の人間に過ぎないぢやないか...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...まるで小さい半円かコンマでも書くように...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...徒らにコンマやピリオド...
二葉亭四迷 「余が翻訳の標準」
...「円周率は三コンマの何んとかじゃ割り切れんわい...
横光利一 「旅愁」
...円周率は三コンマの一四じゃ割り切れんぞ...
横光利一 「旅愁」
...『あんなコンマ以下の人間が……で...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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