...彼はそこで長い糸を通した玉――それは主としてコンマ形の石である曲玉(まがたま)...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...先月より二コンマの少しだけ多い...
石川啄木 「葉書」
...先月よりは二コンマの少しだけ多い...
石川啄木 「葉書」
...それはコンマのやうに曲つた...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...何でもかでも三桁(けた)おきにコンマを附けなければならぬ...
太宰治 「愛と美について」
...小さいコンマの連続だけである...
太宰治 「東京八景」
...またここへコンマがはいるよ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...わたしにとってはコンマが入るのだ! 諸君...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...日本の詩句の切れ目ははっきりコンマやピリオッドが打てないような不即不離のものが多く...
信時潔 「歌詞とその曲」
...成功率は零(レイ)コンマの三パーセント位かな...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...まるで小さい半円かコンマでも書くように...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...徒らにコンマやピリオド...
二葉亭四迷 「余が翻訳の標準」
...川口如くコンマ以下の頭の人間がプランを出したり...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...また西洋学生団のコンマンの如しともいうべきであろうか...
森鴎外 「渋江抽斎」
...しかしこの食堂に這入(はい)って来るコンマ以下のお役人には...
森鴎外 「食堂」
...はたして国民中の零コンマの零々何パーセントあろうか...
柳田国男 「雪国の春」
...それをまだ芸も身体もコンマ以下の弱虫が着るのですから...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...円周率は三コンマの一四じゃ割り切れんぞ...
横光利一 「旅愁」
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