...コンマの打ち方なんか...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...今日は自分の組の歩合は六十二コンマの四四四である...
石川啄木 「葉書」
...「,(コンマ)」の価(あたひ)二百万弗(ドル)11・28(夕)文章を書くものにとつて...
薄田泣菫 「茶話」
...たとえば、僕のうちの電話番号はご存じの通り4823ですが、この三桁(けた)と四桁(けた)の間に、コンマをいれて、4,823と書いている...
太宰治 「愛と美について」
...小さいコンマの連続だけである...
太宰治 「東京八景」
...彗星(すいせい)のような光斑(こうはん)がかわるがわるコンマのような軌跡を描いては消える...
寺田寅彦 「踊る線条」
...出来るだけ――コンマーシャリズムを破壊しない程度に――...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...資本主義のコンマーシャリズムの下に次第に歴史的に具体化されて展開して来ると...
戸坂潤 「思想としての文学」
...わたしにとってはコンマが入るのだ! 諸君...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...日本の詩句の切れ目ははっきりコンマやピリオッドが打てないような不即不離のものが多く...
信時潔 「歌詞とその曲」
...成功率は零(レイ)コンマの三パーセント位かな...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...まるで小さい半円かコンマでも書くように...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...――その時はツルゲーネフに非常な尊敬をもってた時だから、ああいう大家の苦心の作を、私共の手にかけて滅茶々々にして了うのは相済まん訳だ、だから、とても精神は伝える事が出来んとしても、せめて形なと、原形のまま日本へ移したら、露語を読めぬ人も幾分は原文の妙を想像する事が出来やせんか、と斯う思って、コンマも、ピリオドも、果ては字数までも原文の通りにしようという苦心までした...
二葉亭四迷 「予が半生の懺悔」
...コンマやピリオドの切り方などを研究すると...
二葉亭四迷 「余が翻訳の標準」
...コンマの切り方なども...
二葉亭四迷 「余が翻訳の標準」
...音響においてはコンマ以下であり...
北條民雄 「柊の垣のうちから」
...「円周率は三コンマの何んとかじゃ割り切れんわい...
横光利一 「旅愁」
...円周率は三コンマの一四じゃ割り切れんぞ...
横光利一 「旅愁」
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