...コンマの打ち方なんか...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...日本の古代の埋葬場で発見される「曲玉(まがたま)」と呼ばれるコンマの形をした装飾品は...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...今日は自分の組の歩合は六十二コンマの四四四である...
石川啄木 「葉書」
...3.文意を明瞭ならしめんが爲めに私は此處にコンマを打つた...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...何でもかでも三桁(けた)おきにコンマを附けなければならぬ...
太宰治 「愛と美について」
...小さいコンマの連続だけである...
太宰治 「十五年間」
...小さいコンマの連続だけである...
太宰治 「東京八景」
...彗星(すいせい)のような光斑(こうはん)がかわるがわるコンマのような軌跡を描いては消える...
寺田寅彦 「踊る線条」
...資本主義のコンマーシャリズムの下に次第に歴史的に具体化されて展開して来ると...
戸坂潤 「思想としての文学」
...またここへコンマがはいるよ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...雪の摩擦係数は零コンマいくつというような呑気なことが書いてあるところをみると...
中谷宇吉郎 「米粒の中の仏様」
...成功率は零(レイ)コンマの三パーセント位かな...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...いつたい君はなんだい! コンマ以下の人間に過ぎないぢやないか...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...まるで小さい半円かコンマでも書くように...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...須(すべか)らく原文の音調を呑み込んで、それを移すようにせねばならぬと、こう自分は信じたので、コンマ、ピリオドの一つをも濫(みだ)りに棄てず、原文にコンマが三つ、ピリオドが一つあれば、訳文にも亦ピリオドが一つ、コンマが三つという風にして、原文の調子を移そうとした...
二葉亭四迷 「余が翻訳の標準」
...率直に云わせると淳さんコンマーシャライズしないかと些か心配です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その最後にコンマを打ったと思うと...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
...『あんなコンマ以下の人間が……で...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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