...……かう云ふ小論文は少くとも僕には現世に多いコントよりも遙に尊敬に価するものである...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...コントロールを失っているから...
石川欣一 「山を思う」
...然るにオーギユスト・コントは病理学の原則に就て次の如く言つてゐる...
石川三四郎 「社会的分業論」
...象 ルコント・ドゥ・リイル沙漠は丹(たん)の色にして...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...サン・シモンに於けるコントのかの相弟子マルクスこそ正にシェーラーを脅かしている当のものである...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...人間の知識はコントによれば...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...コントの実証主義の先験化されたものである...
戸坂潤 「科学論」
...尤もコントはその直接の先輩であるサン・シモンの社会科学のイデーを平俗化したものにすぎぬとも考えられる...
戸坂潤 「科学論」
...* コントはフランス・ブルジョアジーの最も雄弁な代表者の一人であるが...
戸坂潤 「科学論」
...元来コントの実証主義の系譜にぞくする現象学は...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...エロティシズムは明らかに風俗(社会的リアリティー・社会道徳―風儀)とコントラストをなすもので...
戸坂潤 「思想としての文学」
...酒場台(コントワール)のほうからくる琥珀(こはく)色の光が...
久生十蘭 「金狼」
...コントル・ダンスどころのさわぎでない...
久生十蘭 「だいこん」
...仕立のいいカッタウェーをきちんと着こんだ五十歳ぐらいの男が立飲台(コントアール)に凭れ...
久生十蘭 「復活祭」
...歌手のコントラバスみたいに凄まじい声を立てたものだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...コント風な夢といふのは例へば...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...主人公のところに東京のひきさかれた生存の頽廃があるというコントラストだけがとらえられても...
宮本百合子 「傷だらけの足」
...そして興味津々たるコントラストを見せている事を否定する訳に参りませぬ...
夢野久作 「鼻の表現」
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