...……かう云ふ小論文は少くとも僕には現世に多いコントよりも遙に尊敬に価するものである...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...然るにオーギユスト・コントは病理学の原則に就て次の如く言つてゐる...
石川三四郎 「社会的分業論」
...宿の近くのコントル・スカルプの辻(プラス)から乗合(オートビュス)に乗った...
辰野隆 「二人のセルヴィヤ人」
...フルートとコントラバスさ...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...コント自身が云うように...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...コントの思想自身がシェーラーによれば...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...* コントはフランス・ブルジョアジーの最も雄弁な代表者の一人であるが...
戸坂潤 「科学論」
...然し自分は西洋人の口から若き子爵閣下(ヴヰコント)よなぞと呼びかけられると...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...そしてあらゆる著るしいコントラストで...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...急行でもない閑散な夜汽車に乗って退屈しているとこんなにユカイなコントがめっかった...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...国立割引銀行(デスコント・ナショナル)の使童(グルウム)を襲って三千法(フラン)ばかりせしめたの...
久生十蘭 「犂氏の友情」
...コントにふさわしい断面もしくは刹那(せつな)において人生をとらえる俊敏な把握力とこれを軽快に表現する表現力とをそなえた作家が日本にはまだない...
平林初之輔 「ルヴエルの『夜鳥』」
...ハリキリのコントやっとコツが掴めて来た...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...早くなんとかしてコントロールしないと...
三好十郎 「冒した者」
...コントルバスのような木精の声である...
森鴎外 「木精」
...コントローラーをセコンドに入れ...
山本周五郎 「季節のない街」
...世にも微笑ましいコントラストを作っているのであった...
夢野久作 「二重心臓」
...右のコントラストはおいおい心理的に重荷として感ぜられるようになって来た...
和辻哲郎 「夢」
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