...コンゴ自由国、すなわち欧米九ヵ国が同盟しまして、プロテスタント主義の自由国をアフリカの中心に立つるにいたったのも、やはりリビングストンの手によったものといわなければなりませぬ...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...鸚鵡と呼ぶ名の鳥はいないけれど、その種類はセキセイインコ、カルカヤインコ、サトウチョウ、オオキボウシインコ、アオボウシインコ、コンゴウインコ、オカメインコ、キバタン、コバタン、オオバタン、モモイロインコなどがある...
海野十三 「獏鸚」
...葡(ほ)領西阿弗利加(アフリカ)アンゴラと白耳義(ベルギー)領コンゴーとは...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...この辺はもはやコンゴー南東部を北ローデシヤ国境方面へ限る大密林の連続地帯であったからもちろん類人猿(ポンゴー)の徘徊(はいかい)することになんの不思議もなかったが...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...最上等の無煙炭みたいに紫いろの熱気を吐くコンゴウ生れの火夫とでもその船の碇泊中同棲することを辞しないのです...
谷譲次 「踊る地平線」
...コンゴーで馴らしているのは肩の高さ四フィート四インチくらいから五フィート七インチくらいなものだという...
寺田寅彦 「話の種」
...白領コンゴ、エジプト、ギリシャなどから来ているまだ日本がめずらしいバイヤーたちは、復活祭の休暇をつくって、昨日、京都見物に発って行った...
久生十蘭 「復活祭」
...ジイドの「コンゴ紀行」を読んでそう思いましたんですけど...
久生十蘭 「黄泉から」
...これに似た一事を挙げんにアフリカの仏領コンゴー国では蟹(ンカラ)を海の印号とし虎に縁近き豹(ンゴ)を陸の印号としまた王家の印号とす...
南方熊楠 「十二支考」
...また仏領コンゴーの土人は...
南方熊楠 「十二支考」
...仏領コンゴに姉妹の名を言い中(あ)てて両人とも娶り得た噺(はなし)あるごとく(一八九八年板デンネットの『フィオート民俗記』四章)...
南方熊楠 「十二支考」
...コンゴ国には鼠を神林の王とし...
南方熊楠 「十二支考」
...(一九三七年正月)ジイドがコンゴ紀行をかいたときの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...俺はコンゴーの土人ではない...
村山槐多 「悪魔の舌」
...コンゴよりはすこしはましな気もするが...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...コンゴー王国に行って見ると...
和辻哲郎 「アフリカの文化」
...コンゴーの王はキリスト教を求めて使者カッスタを送り...
和辻哲郎 「鎖国」
...この航海ではコンゴー海岸より喜望峰の東に至るまで...
和辻哲郎 「鎖国」
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