...カラカラコロコロと...
泉鏡花 「遺稿」
...コロコロと行(や)ったが...
泉鏡花 「婦系図」
...ハッと思うと大きな石が音もなくコロコロと座敷に転がり込んでくるという...
井上円了 「おばけの正体」
...そいつが転げ落ち床をコロコロと動くのを見れば...
海野十三 「空気男」
...コロコロと平べったい丸缶(まるかん)のようなものが転げ出て...
海野十三 「赤外線男」
...コロコロと転がり落ち...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...コロコロと転がったが...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...コロコロところがり...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...公爵の白帽が石段の上にコロコロと転がり...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...首がコロコロと転がって行った...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...コロコロと這入るところを...
中原中也 「私の事」
...路地の中をコロコロと轉がつて居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...コロコロと、小走りに、うつむき加減にいそいでゆくと、これまで見た事のない、真新しい板塀がある...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...コロコロコロと鈴の音...
三好十郎 「鈴が通る」
...そしてお猫さんはコロコロと川の中へおつこちてしまひました...
村山籌子 「川の中へおつこちたお猫さん」
...グルグル巻に縛り上げられた……と思う間もなく夜具の上にコロコロと蹴返された...
夢野久作 「女坑主」
...五冊の草双紙――コロコロと湯呑(ゆのみ)茶碗が手にふれて転がった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...咽喉でコロコロと鳴った...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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