...それから靜にケビンへ寢に下りて行つた...
芥川龍之介 「軍艦金剛航海記」
...ひどく困った風であちらの別館(はなれ)の方の船室(ケビン)の書斎へ籠りまして...
大阪圭吉 「死の快走船」
...あれなんですね?」東屋氏は岬の最尖端の船室(ケビン)造りの建物に向って...
大阪圭吉 「死の快走船」
...物置の直ぐ右隣のスマートな船室(ケビン)風の室(へや)を見ると...
大阪圭吉 「死の快走船」
...船室(ケビン)、船室(ケビン)と呼んでいる特別の室でございます...
大阪圭吉 「死の快走船」
...一寸御主人の船室(ケビン)を拝見さして戴きたいのですが――」「ああ書斎でございますか?」と夫人は一寸躊躇の色を見せたが...
大阪圭吉 「死の快走船」
...そのままそそくさと船室(ケビン)を出た...
大阪圭吉 「死の快走船」
...別館の船室(ケビン)――キャプテン深谷の秘密室(ブラック・チェンバー)へ走り込んだ...
大阪圭吉 「死の快走船」
...そろそろ船室(ケビン)に下りませうよ...
薄田泣菫 「茶話」
...ホーキンズは船室給仕(ケビンボーイ)になって来るんだ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...私たちが船室(ケビン)の中へ下りてゆくかゆかぬに...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...私たち船室(ケビン)の連中ばかりではなかった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...船室(ケビン)から高い声が聞えていた...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...あの船室(ケビン)へ降りて行って...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...驚くべしこの英国船中の警戒は厳重を極めてB甲板(デッキ)太子の船室(ケビン)の前には例の私の見た大使館員なのであったろう...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...すっかりがらんとしたあとぼくがツウリスト・ケビンの間を歩いていますと...
田中英光 「オリンポスの果実」
...「アンクル・トムス・ケビン」だとか...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...「これを船長室(ケビン)へ持って行(い)て蒸留水で入れちくれい...
夢野久作 「難船小僧」
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