例文・使い方一覧でみる「ギヤマン」の意味
スポンサーリンク...来たら、何をしゃあがるか判らねえ、何んしろ、ギヤマンで、赤いものを飲んでるって噂だが、こいつは、人の血だねえ... 
直木三十五 「南国太平記」
...一にも、二にも、西洋西洋と、反射炉にも、ギヤマンにも、多大の金がかかったが、何一つ、それが金儲けになったという話は聞かない...
直木三十五 「南国太平記」
...お君は水を一口飲んでギヤマンを火鉢の傍へ置き...
中里介山 「大菩薩峠」
...下品なギヤマンですな」と...
中里介山 「大菩薩峠」
...それは悉（ことごと）くギヤマンを張った穴で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ところでギヤマンの和蘭鏡（オランダかがみ）を持っている者は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...見せてくれないか」「鏡台の抽斗（ひきだし）にありますよ」「…………」平次は桐の枠に入れた小さいギヤマンの懐中鏡を取上げました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その頃はとびきり珍しかったギヤマンの徳利を捧げて艫（とも）から現われました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この上もない贅沢（ぜいたく）だったギヤマンの懐中鏡が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...珍らしくギヤマンの鏡ですよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いろいろな姿態を硝子（ギヤマン）に極彩色で描いた...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...有合うギヤマンの盃に酒を注ぎ...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...そのあと華奢な象牙の箸でギヤマンの大鉢の中の銀のような鱸（すずき）の洗いのひと切れを...
正岡容 「小説 圓朝」
...片方には水晶のように透明なギヤマンの...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...薩摩焼御紋入りのギヤマンのお茶器なんどいう大層な物を...
夢野久作 「名君忠之」
...違うたもんじゃ違うたもんじゃとギヤマン茶碗や...
夢野久作 「名君忠之」
...ギヤマンの茶器を銀盆ごと投げ出した...
夢野久作 「名君忠之」
...紫ギヤマンの瓶（びん）や黒い薬塊（やっかい）を見ると...
吉川英治 「江戸三国志」
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