...ギザギザと頂上まで押し立っている...
板倉勝宣 「山と雪の日記」
...眼のまえの屏風岩のギザギザした鋸歯(きょし)のようなグラートのうえにはまだ...
大島亮吉 「涸沢の岩小屋のある夜のこと」
...そのギザギザにくずれ落ちた岩の裾から...
辻村伊助 「登山の朝」
...またその岩というのがギザギザに欠けているから...
辻村伊助 「登山の朝」
...ギザギザの氷が彼の足を切りました...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...デコボコのギザギザ山になってしまって...
中里介山 「大菩薩峠」
...ギザギザに刄の跡のあるのはその爲でせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...西野文太郎(にしのぶんたろう)がギザギザに切殺された――死骸(しがい)を入れた棺桶(かんおけ)が通る――血がポタポタ垂れている――と...
長谷川時雨 「議事堂炎上」
...サイダーか何かの瓶の口をあけたやうなギザギザの跡があつたり...
林芙美子 「秋果」
...わたしのそばでギザギザと鋏のやうな声がした...
原民喜 「鎮魂歌」
...またギザギザの鋏の声でわたしはびつくりしてゐた...
原民喜 「鎮魂歌」
...またギザギザの鋏の声でわたしはびっくりしていた...
原民喜 「鎮魂歌」
...縁をギザギザに切りこんだ薄物を...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...河(かわ)へ出ている広い泥岩の露出で奇体(きたい)なギザギザのあるくるみの化石(かせき)だの赤い高師小僧(たかしこぞう)だのたくさん拾(ひろ)った...
宮沢賢治 「或る農学生の日誌」
...九月下旬からこの九日ぐらいまでひどいギザギザで恐れ入りますが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...幸福な栗の若木はこの時銀のギザギザをつけた鮮緑の若葉を一斉に萌え立たせた...
室生犀星 「愛の詩集」
...割れ目にギザギザをつけたりしない...
森於菟 「オフ・ア・ラ・コック・ファンタスティーク」
...そして角にギザギザのある二十銭銀貨を手品のように揉み出した...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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