...更にまたキルクウード(Kirkwood)に従えば...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...手早くそれへキルクの口をして...
鈴木三重吉 「蛇つかひ」
...インク瓶のキルクのくち抜いて...
太宰治 「二十世紀旗手」
...ユニイクな建造物がある――われらが救い主の教会(フォル・フレルセンス・キルク)...
谷譲次 「踊る地平線」
...床はキルクで薄べりが真新しかった...
戸田豊子 「歩む」
...お召の着物と羽織を着てキルク裏の草履をはいていた...
豊島与志雄 「球突場の一隅」
...毎日キルク炭を塗るのも厄介なところから...
豊島与志雄 「愉快な話」
...栓(せん)を買わんためにリエージュ(訳者注 キルク栓の意)の町に手紙を書き...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...長刀(なぎなた)になったキルク草履という有様...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...キルクの草履を取り出していた...
橋本五郎 「撞球室の七人」
...いきなりキルクせんの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...もう古びたボクボクのキルク草履はいているのが水を吸って...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...床にはキルクが敷いてある...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...「私はノラ見たいな女が好きだよ」というキルク抜式の鼻の表現――これに対するお嫁さんがまたエヘヘンと云う見得で...
夢野久作 「鼻の表現」
...キルクの栓を開けて嗅(か)いでみても薬品らしい香気が全く無い...
夢野久作 「一足お先に」
...キルクの栓が一個浮いているのを見逃しませんでした...
夢野久作 「一足お先に」
...シャンパンのキルクがボーイの鉤鼻(かぎばな)から落下すると私のパートナアが横目をつかってボーイに現金で酒代とチップを渡すように催促して別に靴先につける天花粉の代金十仙(セント)を請求する...
吉行エイスケ 「孟買挿話」
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