...キャビンの丸い窓の真中に...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「妖影」
...みんなキャビンにはいりこんだまま飯も食わずに憤慨しているのも見た...
大杉栄 「日本脱出記」
...キャビンが十二、談話室が一、人工重力、ロッカー、沢山の船室...
C. スミス C. Smith The Creative CAT 訳 「親友たち」
...何という愉快な小客間(プチ・サロン)! 機首が高いので坂のように傾斜している細長いキャビンに...
谷譲次 「踊る地平線」
...乗客はキャビン正面の口孔(アパアチュア)をとおして飛行士と会話することが出来ます...
谷譲次 「踊る地平線」
...熱帯とも思われぬような涼しい風が吹いて船室(キャビン)の中も涼しかった...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...わしの船室(キャビン)にはたいしたものもないが...
ドイル Arthur Conan Doyle 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...その中にはキャビンというものがあって...
中里介山 「大菩薩峠」
...「キャビンへいらっしゃい...
中里介山 「大菩薩峠」
...キャビンの洗面所で何度も石鹸で指を洗ったほどだった...
野上豊一郎 「処女の木とアブ・サルガ」
...鎮子さんや初子さんたちの組がキャビンからあらわれて斜堤へ出揃うと...
久生十蘭 「だいこん」
...浜田大尉は遅くまで一等キャビンで飲み...
久生十蘭 「ノア」
...舞踏室を通ってタンデム・キャビンにつづく桟敷(ギャレリー)の階段をゆっくりあがって行った...
久生十蘭 「復活祭」
...一歩もキャビンから出なかったとキャビンボーイがいっていた...
久生十蘭 「復活祭」
...キャビンに入ると...
二葉亭四迷 「旅日記」
...船室給仕(キャビン・スチスアート)の一人があわただしく飛び込んで来て一枚の頼信紙を差し出した...
牧逸馬 「運命のSOS」
...一等船室(キャビン)の甲板から頓馬(とんま)な首をのばして...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...飛行機の大きなキャビンの窓に張り付いた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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