...小屋から十町ばかり上)第五回目かのキック・ターンをしようとしている時(渡辺氏はすでにターンを終わり右に向かっていた)リーダアの近藤氏が風のような音を聞いた...
石川欣一 「針の木のいけにえ」
...小屋から十町ばかり上)第五回目かのキック・ターンをしようとしている時(渡辺氏はすでにターンをおわり右に向っていた)リーダーの近藤氏が風のような音を聞いた...
石川欣一 「山を思う」
...ターザンやキックインをここで見たことを憶えている...
伊丹万作 「私の活動写真傍観史」
...固い土と違ってキックがきかないので...
梅崎春生 「狂い凧」
...又犯罪のキック(刺戟)に用はない...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...なにか向うから来たものを避けるようにして二つとも右側へ方向転換(キックターン)している...
大阪圭吉 「寒の夜晴れ」
...凄いキックよりも...
太宰治 「正義と微笑」
...お前はおれの腰骨でも腹でもどこでもいいからどんどん足蹴(キック)しながらすこしずつ藻掻きあがるんだ...
久生十蘭 「南部の鼻曲り」
...「私にはあなたを足蹴(キック)するだけの勇気はありません」とつまらないことをいいだした...
久生十蘭 「南部の鼻曲り」
...オオミヤクの泥沼で思い切っておれを足蹴(キック)した瞬間...
久生十蘭 「南部の鼻曲り」
...おれを足蹴(キック)したやつがどんな立派なアメリカ人になったか...
久生十蘭 「南部の鼻曲り」
...なぜ足蹴(キック)しないか」と忠告した...
久生十蘭 「南部の鼻曲り」
...力まかせにモオリーの腰を足蹴(キック)すると...
久生十蘭 「南部の鼻曲り」
...いずれもクックまたキックなる語基より出で...
南方熊楠 「十二支考」
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