...弟から細かい字で書いたハガキが着した...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...義雄の弟から勇に當てたハガキを見せたが...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...腕力の強いガキ大将...
太宰治 「如是我聞」
...その十銭白銅貨二つをいかに有効に費つたか――九銭 ハガキ六枚四銭 なでしこ一袋 残金四銭は明日の煙草代として三銭 風呂銭独奏――今日はこんな気分だつた...
種田山頭火 「其中日記」
...今日の買物十銭 饅頭十銭 ハガキ四銭 入浴料五銭 塩九銭 菜葉十三銭 タバコ三月廿二日曇――晴...
種田山頭火 「松山日記」
...郷里の盛岡から岩手富士の絵ハガキが来た...
野村胡堂 「胡堂百話」
...ハガキをポストへ入れて郵便局を出た...
林芙美子 「浮雲」
...あんなハガキ一本で来ると云う速達をみて気持ち悪し...
林芙美子 「新版 放浪記」
......
広海大治 「章魚人夫」
...今さっきあなた様を見たときはガキみたいに泣きたい気持ちでした...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...又元のエハガキのような位置におちつきました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...毎日ハガキで家の様子知らして来るので...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...箱根細工の箱のハガキ入れ(稲子さんみやげ)鵠沼の竹の鎌倉彫りのペン皿(小原さんという...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...これは歯のことですが巷間の歯ミガキというものは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...調べれば私の出したハガキなども有る筈だから...
三好十郎 「冒した者」
...シホガキ砂糖以前にも飴の普及があつて...
柳田國男 「食料名彙」
...司法主任の横からチョット覗いてみると普通の封緘(ふうかん)ハガキに下手な金釘(かなくぎ)流でバラリバラリと書いたものじゃったよ...
夢野久作 「二重心臓」
...そこのエハガキ屋をごらんなさい...
オン・ワタナベ(渡辺温) 「兵士と女優」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??