...更に高温になって約三〇〇〇度となると水蒸気は水素と酸素とに分解してそのために約三八〇〇カロリーの熱を使用する...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...大部分はカロリーの計算が主であるが...
中谷宇吉郎 「兎の耳」
...一グラムについて八〇カロリーの潜熱を出すということは...
中谷宇吉郎 「樹氷の科学」
...約六〇〇カロリーの潜熱が必要である...
中谷宇吉郎 「樹氷の科学」
...例の一グラムについて八十カロリーという潜熱を必要とするので...
中谷宇吉郎 「泥炭地双話」
...カロリーネの嫁入事件を写しても客観的の叙述だと解されないとも限りません...
夏目漱石 「創作家の態度」
...現に前に述べたカロリーネの話でも愛に従うのを善とすれば...
夏目漱石 「創作家の態度」
...すでに誤解を防ぐためカロリーネの例や馬琴の例をひいて...
夏目漱石 「創作家の態度」
...カロリーの多い食糧のエキスを取つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それはどうやらドイツ生まれらしいカロリーナ・イワーノヴナという女で...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...それからカロリーという車おしのこぞう...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...カロリーはとちゅうで出会うと...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...年々一人平均約二〇〇万カロリーあればよいといわれております...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...入沢さんは体重一キロにつき35カロリーの食餌を患者に与えて常に好成績であると云って居られますね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...普通の人の食物は十三貫目の人に二千カロリーを要するが病人だから少し減じてあるのだ...
村井弦斎 「食道楽」
...今日の御馳走はカロリー表から割出してあるが君のは特別に分量が殖(ふ)えているよ...
村井弦斎 「食道楽」
...食事は低カロリーに...
山本周五郎 「季節のない街」
...そのカロリーは社會力の石炭だ...
吉川英治 「折々の記」
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