...足や鋏(はさみ)はカリカリしていていい味がする...
石川欣一 「飢えは最善のソースか」
...カリカリと音を立てた...
石川欣一 「山を思う」
...カリカリカリという木をひき裂くような音が聞えだした...
海野十三 「○○獣」
...例のカリカリカリという怪音をあげて...
海野十三 「○○獣」
...カリカリカリカリ...
海野十三 「○○獣」
...この空箱の山をカリカリ音をさせて喰いあらしたのじゃ...
海野十三 「○○獣」
...そこをカリカリカリと○○獣は喰いつづけたのじゃ...
海野十三 「○○獣」
...いっしんに本を読んでいますと、机の上のどこかで、カリカリと、物をひっかくような、かすかな音がしました...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...しばらくすると、またカリカリと、こんどは、ごく近くから聞こえてきました...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...その虫が板をカリカリ嚼(かじ)って出ようとしているのは数週間前から聞かれていた...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...外に出ようとするカリカリ嚼る音をたててみんなをおどろかしたこともたぶんあったろうが――どんな美しく翅(はね)ある生命が...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...一本の蝋燭をカリカリと噛みはじめ...
中里介山 「大菩薩峠」
...カリカリと縁板をかきました...
新美南吉 「かぶと虫」
...カリカリと縁板を掻(か)きました...
新美南吉 「かぶと虫」
...カリカリと縁板をかきました...
新美南吉 「小さい太郎の悲しみ」
...歯音をカリカリ立ててすぐ喰べた...
宮本百合子 「犬三態」
...もしもパンがあるなら厚さ一分長さと広さ五分位の四角かあるいは菱形(ひしなり)に切ってバターでよくいためてパラパラと今の物へ振かけて食べますと野菜の柔いのにパンのカリカリしたのが混って一層美味うございます...
村井弦斎 「食道楽」
...猿(さる)のようにカリカリ音をさせて頬(ほお)ばり...
吉川英治 「神州天馬侠」
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