...カストリ焼酎などという何が何やら...
太宰治 「酒の追憶」
...更に白堊のリュカストス...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...須らくカストリぐらいは飲まざる可らず...
豊島与志雄 「憑きもの」
...その幾人分かのカストリを飲むようになった...
豊島与志雄 「憑きもの」
...それは上等のカストリ焼酎で補うとして...
豊島与志雄 「非情の愛」
...カストリに一時のつかの間の主観的遊離をむさぼる型態にまで...
中井正一 「知識と政治との遊離」
...ルイ十六世の代には海軍相だったこともあるそのカストリ侯爵である...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...(ノオンドルフ・ド・カストリ自著「薄倖なる太子の生涯に対する摘要」ロンドン・一八三六年)二人のルイ十七世の登場は...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...スタンダールは“カストロの尼僧院長”の序文で...
久生十蘭 「だいこん」
...カストリ一杯のんでビルの焼跡で野宿した方がましだといふのである...
宮地嘉六 「老残」
...赤坂福吉町の『ゆかり』といふ小つちやなバラック建ての喫茶店では内しよでカストリをのませると聞いたので...
宮地嘉六 「老残」
...私は早速一杯カストリをついでもらつた...
宮地嘉六 「老残」
......
三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」
...闇の女それから間(ま)もなく、カストル、ポリドイケス兄弟に救い出されて、選(よ)り抜(ぬ)いた人達の争の的になられた...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...ちょうどその婦人の家のあるカストルのほとりに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...メルクリノ・デ・グラティナレをはじめカストロの住民たちが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...早くもポルクスとカストル**とに祈れるとき...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...かくて法学者カストロは極めて賢明にスペインの軍人たちを本国政府の権威の下に服従せしめたのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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