...立っているのを見た!警報によりオートバイの警官はふえ...
海野十三 「火星兵団」
...空中曲芸でもオートバイの曲乗りでも...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...またオートバイの突拍子もない高調子...
薄田泣菫 「独楽園」
...オートバイでやつてきてゐる...
種田山頭火 「其中日記」
...オートバイは半年もたつと全く見向きもしないようになった...
中村地平 「南方郵信」
...大庭・石田がオートバイで関西から帰った歓迎をして貰ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...斯う云ひながら赤塗りの自転車(オートバイ)から唇を震はせてゐる樽野を救け降した...
牧野信一 「F村での春」
...そのオートバイの乗手が呼んだ...
牧野信一 「センチメンタル・ドライヴ」
...つい此間買つたばかりのスタウト型インヂアン・オートバイを持つてゐるRといふ先輩を呼び出した...
牧野信一 「途上日記」
...オートバイを駆つて村を出はづれ...
牧野信一 「籔のほとり」
...白オートバイ(ケイ視庁の)が来ている...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...――岸がんは赤いオートバイでやって来た...
山本周五郎 「青べか物語」
...以上述べた私立乗合いと円太郎自動車は、東京市内の主として下町の目抜の通りにそれぞれ停留場を作って活動しているのであるが、東京市内はこんな自動車が引っ切りなしに飛び違う上に、無数の貸物自動車や公私用のサイドカー、オートバイ、自転車と往来を八重七合に流れているので、ちょっと往来を横切るにも、耳に飛び付くようなベルや警笛の音を喰らわせられる...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...自身はオートバイにて先導しつついずれへか立ち去りし趣なるが...
夢野久作 「暗黒公使」
...新聞記者混爻(こんこう)のオートバイと自動車の一隊が早くも逐い迫り来(きた)れるを見るや彼等二十余名はこれに猛射を浴びせて...
夢野久作 「暗黒公使」
...交通巡査が直(すぐ)に赤いオートバイを飛ばして...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...オートバイを飛ばせて...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...無我夢中みたいに自動自転車(オートバイ)に飛乗って帰った」「……まあ怖い……」「それから夕方になって汗だくだくの綿貫警部補が...
夢野久作 「二重心臓」
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