...オロオロ声を絞りての...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...オロオロしながら...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...オロオロしているように見えたが...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...おもとや吉蔵たちがオロオロととほうにくれて...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...オロオロ泣いて入(はい)って来た...
徳永直 「戦争雑記」
...わたしはひどい目に遭(あ)いましたわいな」女は男の姿を見かけるとオロオロと泣きかけたので...
中里介山 「大菩薩峠」
...ただオロオロするばかりでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どうしても暇をくれないから」とオロオロして居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どうか先生お助けなすって」声もオロオロおすみはいった...
正岡容 「小説 圓朝」
...おい」とかにわかにオロオロ我が子の上を追い求めだすところ...
正岡容 「我が圓朝研究」
...屋根裏? 便所?」私はオロオロしながら叫んだ...
松本泰 「日蔭の街」
...皆の話をオロオロしながら聞いていたが...
三好十郎 「冒した者」
...その枕元で敏子さまは看病をしながらオロオロしていやしたそうな...
三好十郎 「樹氷」
...オロオロしながら...
三好十郎 「肌の匂い」
...T「誰に断ってこんなものを買ったのじゃ」やいのやいのとせめられてお兼オロオロ泣き出した...
山中貞雄 「右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法」
...他人の不幸を聞いたりしてオロオロ声になって落涙している事も二三度見受けた位である...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...私の頸に一層深く両手を捲付けてオロオロと泣出した...
夢野久作 「冥土行進曲」
...わしらもオロオロしている日のこと...
吉川英治 「新・水滸伝」
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