...若しくは歡喜の情を以つてモンテスキユーかウオルター・スコツトを讀んだ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...四つばかりの可能なオルターネティヴを列挙している...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...量的という標語を持ち出す前にまず考えなければならない出発点の質的のオルターネティヴが案外にしばしば粗略に取り扱われる...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...ナイルの洪水(こうずい)の問題についても四箇条のオルターネティヴがあげてある...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...當時のロンドン・タイムス社長ジヨン・ウオルターは己れの傳記のうちに「――夜に入りて別に設けられたる建物中で新式印刷機によつてひそかに新聞印刷をなさんとせしが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...階下の一室は昔しオルター・ロリーが幽囚(ゆうしゅう)の際万国史(ばんこくし)の草(そう)を記した所だと云い伝えられている...
夏目漱石 「倫敦塔」
...崖の上からコオルタールを流すやうに...
林芙美子 「雨」
...ウオルター・ペーターのやうに神妙な夢に耽りましたが...
牧野信一 「浪曼的月評」
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