...オリジナリティがあるけれども...
太宰治 「正義と微笑」
...「価値のある独創(オリジナリティ)は他人に似ないという事ではない...
寺田寅彦 「浅草紙」
...オリジナリティの無いと称せらるる国の昔話に人まねを戒める説話の多いのも興味のあることである...
寺田寅彦 「時事雑感」
...しかしオリジナリティを尊ばない国民性のようなものが上の話の中に表われているのは不思議である...
寺田寅彦 「マルコポロから」
...なんというオリジナリティのない不健全な出版界だろう...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...そういう社会には折角だが人間の何のオリジナリティーもなくなるらしい...
戸坂潤 「技術の哲学」
...個人の個性ということがオリジナリティーだというわけである...
戸坂潤 「技術の哲学」
...そういう概念はオリジナリティーを説明するには役立たない...
戸坂潤 「技術の哲学」
...オリジナリティーを創造という概念で説明する場合がある...
戸坂潤 「技術の哲学」
...例の調査会の天才的なオリジナリティーに...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...色々のオリジナリティーがそれに帰着して行く終点なのだから...
戸坂潤 「思想としての文学」
...が博士のオリジナリティーは之に基いて風土という一種の武器を造り出したことの内に横たわる...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...資料的オリジナリティーを期待するのは控えねばならぬ(鈴木茂三郎氏の独占資本に関する数著を最も屡々引用している)...
戸坂潤 「読書法」
...資料のオリジナリティーの如何という...
戸坂潤 「読書法」
...デカルトの本当のオリジナリティーは...
戸坂潤 「読書法」
...ここに科学主義工業提唱者のオリジナリティーかイニシャティヴがあるのであるが...
戸坂潤 「読書法」
...どうぞあなたの『お蝶夫人』はオリジナリティを失わぬようにして下さい...
三浦環 「お蝶夫人」
...そのオリジナリティの多少に応じて...
三好十郎 「恐怖の季節」
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言い換えることができる 内密の相談 あけすけに言う
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