...思ひがけない方面(フエース)に觸れて顏を反けなければならぬ程の卑さがない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...選(え)りぬきのエースが手馴れの爆撃機を駆って敵地に向かうときの心持には...
寺田寅彦 「重兵衛さんの一家」
...斯くてトロイア平原に*スカマンダロス、シモエース、二つの流れ相混じ合する場に着ける時、馬を駐めて戰車より玉腕白きヘーレーは、 775之を放ちて其めぐり厚く雲霧を掩ひ布く、又シモエース之が爲め*アムブロシアを生ぜしむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...(諸神退き)戰鬪はトロイア及びアカイアの軍勢中に行はれシモエースまたクサントス...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...アガクレエース生める息エペーギユスはそのむかし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 85サトニオエース河に沿ふ地勢の高きペーダソス...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...345譬へば秋のボレエース...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...さはれゼプュロス、ボレエース、汝來るをアキリュウス、切に祈りて豐かなる供物約せり、願くは汝猛焔煽り立て、アカイア人の悲める 210パトロクロスの葬りの火堆はげしく燃えしめよ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...結核性の脊髄カリエースや骨膜炎を悩んでゐる少年少女...
徳田秋聲 「老苦」
...「オ・イエース...
長谷川時雨 「朝散太夫の末裔」
...五回続けてスペードのエースを撃ち抜けることを証明して見せたところで」彼が言った...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...巨大な竜舌蘭(アロエース)の葉の棘(ばら)に額を打ちつけながら...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...何とか返事をしなければならぬのだが、イエースと、ノオとも断じて迂濶に口は開かれぬ...
久生十蘭 「魔都」
...インドのヌデシャの王エースウルチュンズルは...
南方熊楠 「十二支考」
...魅惑(みわく)のエースと認められている事だし...
夢野久作 「狂人は笑う」
...エース女学校を去年卒業したばかりの才媛である...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...戦慄とを描き出すべきそのエース花形女優は...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...ダイヤのエース型の唇を純粋の日本紅で玉虫色に塗り籠めている……」「ハハハ...
夢野久作 「二重心臓」
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