...ラデュームやエレクトロンやプラグマチズムや将たイプセンやニーチェやトルストイの思想が学者間の談柄にのみ限られてる今日...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...ガス体の分子やエレクトロンの集団あるいは光束の集合場において各個部分の状態を論ぜんとしても普通の「時」を使う力学は役に立たなくなる場合がある...
寺田寅彦 「時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ」
...分子やエレクトロンの数が有限である間はエントロピーは問題にならず...
寺田寅彦 「時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ」
...ここにエレクトロンなるものが発見される事になった...
寺田寅彦 「物質とエネルギー」
...すなわちかりにここに微小な人間があって物質分子の間に立ち交じり原子内のエレクトロンの運動を目睹(もくと)しているがその視力は分子距離以外に及ばぬと想像する...
寺田寅彦 「物理学と感覚」
...エレクトロンの何であるかも知らなかったローマの詩人に...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...エレクトロン首先研究者...
土井晩翠 「小桜姫物語」
...一定時一定場所に於けるエレクトロンの存在がプロバビリティーに他ならないということとか...
戸坂潤 「科学論」
...示されるものはエレクトロンの元の空間的定位ではなくて...
戸坂潤 「科学論」
...特殊な物質概念である原子やエレクトロン・原子核・其の他これに連る一連の諸物質範疇や...
戸坂潤 「技術の哲学」
...物質(エレクトロン)の各瞬間に於ける存在位置は原理上...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...だからこのプロバビリティーに基くエレクトロンの存在に関する立言は凡て...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...エレクトロンであることを確めたのは...
長岡半太郎 「原子核探求の思い出」
...必ずエレクトロン(電子)が伴つておらねばならない...
長岡半太郎 「原子核探求の思い出」
...一つこの電子(エレクトロン)の針金の写真を撮る工夫をしてくれ給え」などという命令を受けて...
中谷宇吉郎 「霜柱と白粉の話」
...どんなふうだったんだ」「形材(プロフィール)のエレクトロンで...
久生十蘭 「春雪」
...大体この頃エレクトロンだとか原子だとか...
深瀬基寛 「悦しき知識」
...現代物理學はエレクトロンの説以來物質といふものから物體性を奪ひ去つた...
三木清 「人生論ノート」
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