...かう云ふゲエムの莫迦々々しさに憤慨を禁じ得ないものはさつさと埒外(らちぐわい)に歩み去るが好い...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...ふといつかペン・ネエムに用いた「寿陵余子(じゅりょうよし)」と云う言葉を思い出した...
芥川竜之介 「歯車」
...エムペドクレスとアナキサゴラスの次にデモクリトス(Demokrit)が現われた...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...宛(さ)ながら可愛い乙女達のマツス・ゲエムを見る様に...
石川三四郎 「百姓日記」
...百C・M(ツェーエム)もリンゲル氏液の入った太いガラス管の中で...
海野十三 「生きている腸」
...サンショウミツケタ」テンポウカン」ヨドエムラノヤツ」ユムラニテ何が何やらわからない電文になった...
太宰治 「黄村先生言行録」
...その日のうちにシゲティは横浜からエムプレス・オブ・カナダ号に乗船してアメリカへむけて旅立ち...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...紅いセエム革の手帳を...
田中英光 「オリンポスの果実」
...後年「交響曲詩(シンフォニック・ポエム)の創始者」としての素地(そち)を作り...
野村胡堂 「楽聖物語」
...日本の國粹のポエムは...
萩原朔太郎 「詩に告別した室生犀星君へ」
...金剛砂(エムリ)とクワルツ土の広漠たる原野を彷徨したのち...
久生十蘭 「地底獣国」
...エムリーヌ・カペルさんも...
アナトール・フランス 岸田國士訳 「母の話」
...もうさういふ死者に對するレクヰエムのごときものは...
堀辰雄 「七つの手紙」
...リルケの「Requiem(レクヰエム)」をはじめて手にして...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...ただしジョニイやブラットシュトレエムやおれなんぞのように...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...エムプウザわたしはこれでなかなかす早いの...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...これはこれ切支丹の煙草唖妣烟(オヒエム)なり...
夢野久作 「白くれない」
...……昨夜(ゆうべ)の真夜中にエムデンが突然...
夢野久作 「焦点を合せる」
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