...十七音の発句などは勿論彼には「エピグラム的」の名のもとに排斥されることであらう...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...さらにさかのぼると紀元一世紀のローマの詩人マルティアリスのエピグラムに...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...古いところでは紀元前一世紀のローマ詩人マルティアリスのエピグラムに...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...――僕はあなたの小説を讀んだことはないが、リリシズムと、ウヰツトと、ユウモアと、エピグラムと、ポオズと、そんなものを除き去つたら、跡になんにも殘らぬやうな駄洒落小説をお書きになつてゐるやうな氣がするのです...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...――僕はあなたの小説を読んだことはないが、リリシズムと、ウイットと、ユウモアと、エピグラムと、ポオズと、そんなものを除き去ったら、跡になんにも残らぬような駄洒落(だじゃれ)小説をお書きになっているような気がするのです...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...大地震の用意はいいか」という意味のエピグラムを刻しておくといいかと思うが...
寺田寅彦 「銀座アルプス」
...ギリシアのエピグラムの二行詩は形の上では何と云っても一番よく和歌に似ている...
寺田寅彦 「短歌の詩形」
...それは川柳であるか一種のエピグラムに過ぎない...
寺田寅彦 「天文と俳句」
...マドリガルやエピグラムのきらめきに...
アルベエル・サマン Albert Samain 森林太郎訳 「クサンチス」
...マルティアリスがそのエピグラムの終りに含ませた諷刺とくらべて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(a)マルティアリスの中に秀逸の部に数えられるエピグラムが一つあるが(まったくそこにはいろいろなのが入りまじっている)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...次の二つのエピグラムもその証拠である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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