...……俺はエゴイストに違いない...
有島武郎 「星座」
...われわれの体内の熱より大きな外部の熱からして料理というものがはじまったのだといえないだろうか? 博物学者のダーウィンはティエラ・デル・フエゴの住民についてこういうことを語っている――彼の一行(いっこう)は十分に着物を着て火のそばに坐りこんでいてちっともあったかすぎるということはないのに...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...エゴの自己防衛でなかったら幸いだ...
太宰治 「風の便り」
...エゴイズムの殻から脱しようとする...
種田山頭火 「行乞記」
...エゴール・サヴィチは水を飲みに台所へと...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「天才」
...如何にも自分のエゴイストであり...
辻潤 「ふもれすく」
...メレディスの「エゴイスト」の中にも出て来る...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...病気が療りさえすりゃ問題がないじゃないか」「エゴイスト...
戸田豊子 「歩む」
...わたしのエゴイズムと...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...大脳が一通り悪い意味のエゴイスチックな発達をした奴だ...
中原中也 「その頃の生活」
...ゆえにこの歌の山ヂサは決して白花の発(ひ)らくエゴノキ科のチサノキでもなければ...
牧野富太郎 「植物記」
...日本の学者がまずこれを取り上げてその斉樹を濫(みだ)りに我がエゴノキだと考定したのはかの小野蘭山で...
牧野富太郎 「植物記」
...何を言え偉くて諸(もろも)ろの学者が宗と崇むる蘭山大先生がこれをエゴノキと書いたもんだから...
牧野富太郎 「植物記」
...「貴方は本当のエゴイストよ...
宮本百合子 「或る日」
...九月十日に「どん底」や「エゴール・ブルィチョフ」の記念の講演会の予定があり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この邊でエゴ芋といふものゝ乾したのである...
柳田國男 「食料名彙」
...イギスとエゴノリとは...
柳田國男 「食料名彙」
...息子ディエゴの手をひいて...
和辻哲郎 「鎖国」
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