...僕 僕は生憎(あいにく)エゴイストではない...
芥川龍之介 「闇中問答」
...彼はただ極端なエゴイスティックな自分の心持の中にだけ自分の生活を見出していたのです...
伊藤野枝 「成長が生んだ私の恋愛破綻」
...エゴイズムだ...
太宰治 「新ハムレット」
...エゴイスト...
太宰治 「如是我聞」
...苦しくないんじゃないか? エゴイストになりきって...
太宰治 「人間失格」
...エゴイズムの殻から脱しようとする...
種田山頭火 「行乞記」
...エゴン・エルウィン・ウィッシュの訪問記を一見しても想像されるであろう...
寺田寅彦 「映画芸術」
...真の規範されたる自我(エゴ)である...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...意識する自我(エゴ)の本體は何だらうか? デカルトはこれを思惟の實體と言ひ...
萩原朔太郎 「宿命」
...このシソあるいはエゴマの種子だと見えるものは...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...このエゴノキを支那の斉果に充てて疑わない...
牧野富太郎 「植物記」
...エゴマの実のようなものでも果実であり...
牧野富太郎 「植物知識」
...そういう信頼のエゴイスティックなところ可笑しいわね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ただエゴイスティックな批判だけをする批判者――であったことを知ることになる...
三好十郎 「恐怖の季節」
...この種の自殺者は卑怯なエゴイストである...
横光利一 「悲しみの代價」
...たゞエゴの強さの爭ひであるやうに思はれる...
横光利一 「書翰」
...アルマグロの息ディエゴはリマにあったが...
和辻哲郎 「鎖国」
...ディエゴも処刑された...
和辻哲郎 「鎖国」
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