...或声 お前は不幸にも近代のエゴ崇拝にかぶれてゐる...
芥川龍之介 「闇中問答」
...……俺はエゴイストに違いない...
有島武郎 「星座」
...無関心なTのエゴイスティックな態度が忌々しくて堪らないのであった...
伊藤野枝 「転機」
...貴族はエゴイストだ...
太宰治 「古典風」
...エゴイズムだ...
太宰治 「新ハムレット」
...苦しくないんじゃないか? エゴイストになりきって...
太宰治 「人間失格」
...人間のエゴであることには間違ひない...
種田山頭火 「其中日記」
...胸のむかついて来たエゴール・サヴィチは食器棚の前に立ちどまって...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「天才」
...蛇の巣(す)でもあるが、春は香の好いツボスミレ、金蘭銀蘭、エゴ、ヨツドヽメ、夏は白百合、撫子花、日おうぎ、秋は萩、女郎花、地楡(われもこう)、竜胆(りんどう)などが取々(とりどり)に咲く...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...何も無理にエゴティスティック(必ずしもエゴイスティックとは云うまい)な自己に世界の生を収斂させて...
戸坂潤 「思想としての文学」
...セルフィッシュではあるが決してエゴイストではない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...『これが愛でなくてエゴイズムだということは明瞭です...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...乳母は何と思うだろう‥‥またエゴールにしても‥‥それから可愛いリーゾチカも! あの娘(こ)はもうものが分るのだ...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...意識する自我(エゴ)の本體は何だらうか? デカルトはこれを思惟の實體と言ひ...
萩原朔太郎 「宿命」
...性来エゴイストである私が...
牧野信一 「環魚洞風景」
...このシソあるいはエゴマの種子だと見えるものは...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...イギスとエゴノリとは...
柳田國男 「食料名彙」
...イギスとエゴノリとは...
柳田國男 「食料名彙」
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