例文・使い方一覧でみる「エキス」の意味

...朝鮮人参のエキスも少量ずつ... 朝鮮人参のエキスも少量ずつの読み方
上村松園「棲霞軒雑記」

...しかもその「空」は仏教のエキスです... しかもその「空」は仏教のエキスですの読み方
高神覚昇「般若心経講義」

...パリ行きオリエント・エキスプレスの寝台券を買い... パリ行きオリエント・エキスプレスの寝台券を買いの読み方
滝沢敬一「ブイヨン・ドンゾール」

...オリエント・エキスプレスで逆行していざ出発という前日に... オリエント・エキスプレスで逆行していざ出発という前日にの読み方
滝沢敬一「ブイヨン・ドンゾール」

...「エキスキュウズ... 「エキスキュウズの読み方
太宰治「おさん」

...そらには風船と飛行機――日々かがみ（デエリイ・ミラア）・タイムス・毎日電報（テレグラフ）・急報（エキスプレス）なんかという新聞社の所属をつばさに大書した――が日光をさえぎり... そらには風船と飛行機――日々かがみ・タイムス・毎日電報・急報なんかという新聞社の所属をつばさに大書した――が日光をさえぎりの読み方
谷譲次「踊る地平線」

...それぞれのエキスパートが品物の産地を云ひ當てるやうに... それぞれのエキスパートが品物の産地を云ひ當てるやうにの読み方
寺田寅彦「寫生紀行」

...かけ代えのないエキスパートだ... かけ代えのないエキスパートだの読み方
戸坂潤「世界の一環としての日本」

...しかもエキス線やガンマ線が出るときはは相當の數になるから... しかもエキス線やガンマ線が出るときはは相當の數になるからの読み方
長岡半太郎「アインシュタイン博士のこと」

...助手のＫ君がこの電子顕微鏡のエキスパートなので... 助手のＫ君がこの電子顕微鏡のエキスパートなのでの読み方
中谷宇吉郎「大雪山二題」

...一層また含蓄深くエキスされた文学（小品エッセイ）である... 一層また含蓄深くエキスされた文学であるの読み方
萩原朔太郎「ニイチェに就いての雑感」

...侍医長は、羚羊の生血と、猿の脳エキスと、印度大麻草の煎汁と、樟脳精を混合した強心剤の大椀を捧げ、西蔵風のアラベスクを金象嵌した極彩色の法皇の寝台へ近づいて行く...
久生十蘭「新西遊記」

...巴里のパチエ・ナタンの映画のエキストラをしていたとか... 巴里のパチエ・ナタンの映画のエキストラをしていたとかの読み方
久生十蘭「ハムレット」

...おおいにその道のエキスパートにましますというあだ名なのである...
正岡容「艶色落語講談鑑賞」

...梅肉エキスだの水を消毒するものだの持たせました... 梅肉エキスだの水を消毒するものだの持たせましたの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...「エキステルならずや... 「エキステルならずやの読み方
森鴎外「うたかたの記」

...エキステルは冷淡に笑ひて聞（きき）ゐたりしが... エキステルは冷淡に笑ひて聞ゐたりしがの読み方
森鴎外「うたかたの記」

...シャイロック・ホルムスとアルセーヌ・ルパンのエキスみたいな名探偵が出て来ても...
夢野久作「ドグラ・マグラ」