例文・使い方一覧でみる「イソップ」の意味

...この方法は「二人の朋友と熊」というイソップ物語の話のなかの一人が熊の攻撃をのがれるために用いたもので...
丘浅次郎「自然界の虚偽」

...博識なイソップや... 博識なイソップやの読み方
薄田泣菫「初蛙」

...そして………そして……結局おれがあのイソップの... そして………そして……結局おれがあのイソップのの読み方
ドストエーフスキイ中山省三郎訳「カラマゾフの兄弟」

...あんなイソップ爺（じじい）に手間暇がかかるもんか！」とイワン・フョードロヴィッチがアリョーシャにささやいた... あんなイソップ爺に手間暇がかかるもんか！」とイワン・フョードロヴィッチがアリョーシャにささやいたの読み方
ドストエーフスキイ中山省三郎訳「カラマゾフの兄弟」

...ミーチャと同じようにあのイソップ爺（じじい）の血を流しかねない――つまり殺しかねない人間だと思ってるかい？」「何を言うのです... ミーチャと同じようにあのイソップ爺の血を流しかねない――つまり殺しかねない人間だと思ってるかい？」「何を言うのですの読み方
ドストエーフスキイ中山省三郎訳「カラマゾフの兄弟」

...イソップの青年の群れのうちには... イソップの青年の群れのうちにはの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...第一の寓話――イソップ物語の中のもので... 第一の寓話――イソップ物語の中のものでの読み方
豊島与志雄「文学以前」

...内容はイソップの亀と鷹の話や狐と烏の話などと相通ずるものである...
豊島与志雄「文学以前」

...パリーはイソップとしてマイユーを有し... パリーはイソップとしてマイユーを有しの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...イソップにもないような滑稽（こっけい）趣味がある... イソップにもないような滑稽趣味があるの読み方
夏目漱石「三四郎」

...例えばソクラテスが獄中で書いたイソップ物語の韻文訳や... 例えばソクラテスが獄中で書いたイソップ物語の韻文訳やの読み方
萩原朔太郎「詩の原理」

...もしソクラテスが真にイソップ物語に感激し... もしソクラテスが真にイソップ物語に感激しの読み方
萩原朔太郎「詩の原理」

...イソップ的な発展をとげたところへ... イソップ的な発展をとげたところへの読み方
久生十蘭「だいこん」

...『イソップ物語』に鷲に子を啖われた熟兎樹を根抜きに顛覆（てんぷく）し鷲の巣中の子供を殺した話見え... 『イソップ物語』に鷲に子を啖われた熟兎樹を根抜きに顛覆し鷲の巣中の子供を殺した話見えの読み方
南方熊楠「十二支考」

...これは『イソップ物語』に出たものだ... これは『イソップ物語』に出たものだの読み方
南方熊楠「十二支考」

...二千五百年前のイソップに生まれ還った気になり... 二千五百年前のイソップに生まれ還った気になりの読み方
南方熊楠「十二支考」

...イソップなぞ片端（かたはし）から読んだ... イソップなぞ片端から読んだの読み方
夢野久作「路傍の木乃伊」