...日本の国際無電局でもアンテナにとらえることが出来た...
海野十三 「火星兵団」
...アンテナはぱちぱちと火花をはなって...
海野十三 「太平洋魔城」
...そしてそれを水上に浮かんでいるアンテナを通じて放送させ...
海野十三 「地球発狂事件」
...アンテナといふことをいつてゐたのを思ひだす...
小穴隆一 「二つの繪」
...「むこうの鉄柱からこの玻璃窓の前の手すりへはったアンテナが...
大阪圭吉 「灯台鬼」
...――5.彼女は人間同志の間を絶間なく去來する或種の波動を第六感のアンテナで觸知しながら...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...僕には若い敏感なアンテナがある...
太宰治 「パンドラの匣」
...此地方にはアンテナを見ることが稀だ...
種田山頭火 「行乞記」
...・自動車まつしぐらに炎天・木かげは涼しい風がある旅人どうし若葉の中からアンテナも夏めく・それはそれとして草のしげりやうは湯田温泉夏山のかさなれば温泉(ユ)のわくところ・おもひでの葉ざくらのせゝらぐ・さびしがりやとしてブトにくはれてゐます七月十一日曇...
種田山頭火 「其中日記」
...高い長いアンテナを使い...
寺田寅彦 「ラジオ雑感」
...しかしアースやアンテナを引っぱり廻わす事なしに役に立つ感度の好い機械としての価値はもう永久に失われたようである...
寺田寅彦 「ラジオ雑感」
...暗中に立ってその特有のアンテナを働かしている...
中里介山 「大菩薩峠」
...北方に何ごとぞ雲 雲を引具して空を急いだ街街は雨の喪服街はとほい街は沈むアンテナは潜望鏡をまねて雲を観た北方に何ごとぞや?欅は丘で街を観た欅は終日(いちにち)雲を迎へて雲を送つた欅は終日 濡れる街を眺めてゐた...
仲村渠 「濡れる展望」
...障子はあけなくともアンテナは光つてゐようぞ母よ三郎(さんでえ)はおめざが欲しい二十三にもなつたので自転車ものりたくない朝は街のすみにも光つてゐますが母よ三郎(さんでえ)はおめざが欲しい...
仲村渠 「母はとほい」
...アンテナ電流で充分スパークが出る...
中谷宇吉郎 「寺田寅彦の追想」
...塔屋の壁も扉もアンテナの鉄塔も...
久生十蘭 「肌色の月」
...不吉な無線電信のアンテナが...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...直ぐ足の下から引っぱって在るラジオのアンテナ伝いに...
夢野久作 「少女地獄」
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