...その時アンコウは急に大きな口を開いて小魚を丸のみにしてしまうのである...
丘浅次郎 「自然界の虚偽」
...アンコルワット寺院のある所も釋迦如来の太子たりし時の妃の名前が付いて...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...自分はその限りないアンコールに応じて...
太宰治 「人間失格」
...見物はアンコオルを叫んで果てしがなかった...
谷譲次 「踊る地平線」
...アンコールをしているのです...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...一としきり立つと又止んでしまう、又アンコール、………二度も三度も繰り返して、とうとういくら手を叩(たた)いても聴かれなくなると、踊った男は相手の女の後に従ってお供のように護衛しながら、一同ぞろぞろとテーブルの方へ帰って来ます...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...アンコナにおいてにわかにオーストリアに対抗して立ったフランス...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...アンコールに何を歌ったかもわからない癖に...
野村胡堂 「焔の中に歌う」
...仏印のアンコールトムのバイヨンに似てゐると思ひ...
林芙美子 「浮雲」
...娘(アンコ)だの...
林芙美子 「大島行」
...「此驢馬はどこから來たんですか」たづなを引つぱつてくれる島の娘(アンコ)さんに訊くと...
林芙美子 「大島行」
...梅の実のカクテルをアンコールして寒子には甘いサンザノを註文してくれた...
林芙美子 「瑪瑙盤」
...俗にアンコ入りと称えられる大津絵と大津絵との間で...
正岡容 「下町歳事記」
...アンコールの拍手に...
三浦環 「お蝶夫人」
...この日アドリナ・パティはアンコールに「ホーム・スイート・ホーム」をうたいました...
三浦環 「お蝶夫人」
...手をつないで軽く軽く踊る、どこかの隅から花束が贈られる、可愛い愛嬌でそれを受とめ、アンコール、アンコール...
三岸好太郎 「上海の絵本」
...私はよく「季節の思い出」「アンコール」「よろこばしき病のように」などをくりかえし読みます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...(b)アンコナ*軍区の者どもは聖ジャック・ド・コンポステル寺**に参詣をしたがり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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