...アルコール中毒に罹(かか)ったものは...
高神覚昇 「般若心経講義」
...この院長と云うのは大酒家の上に年のせいもあってアルコール中毒に罹(かか)っており...
谷崎潤一郎 「細雪」
...私はだん/\アルコール中毒になりつゝあるらしい...
種田山頭火 「其中日記」
...……△アルコール中毒...
種田山頭火 「其中日記」
...アルコール中毒、そして狭心症、どうもこれが私の死病らしい、脳溢血でころり徃生したいのが私の念願であるが、それを強要するのは我儘だ、あまり贅沢は申さぬものである...
種田山頭火 「其中日記」
...あれからアルコール中毒をさし引けば...
田山録弥 「黒猫」
...私の体はアルコール中毒のため...
外村繁 「澪標」
...酒に親しんでるとはいえアルコール中毒とは思えない...
豊島与志雄 「自由人」
...アルコール中毒に罹(かか)って...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...「アルコールを禁ぜられたアルコール中毒の患者が...
野村胡堂 「焔の中に歌う」
...後に石山教授は当時アルコール中毒にかかっていて...
平光吾一 「戦争医学の汚辱にふれて」
...ひどいアルコール中毒患者となってしまっていたのだから余計どうにも仕様がない...
正岡容 「わが寄席青春録」
...アルコール中毒に悩んだのがこれから書く生涯にたったいっぺん南地花月...
正岡容 「わが寄席青春録」
...精神的不如意のためのアルコール中毒ゆえで...
正岡容 「わが寄席青春録」
...なによりアルコール中毒のひどい時で...
正岡容 「わが寄席青春録」
...当時の私が性格破産したアルコール中毒者なら...
正岡容 「わが寄席青春録」
...ところが私は子供(こども)のとき母が乳(ちち)がなくて濁(にご)り酒(ざけ)で育(そだ)ててもらったためにひどいアルコール中毒(ちゅうどく)なのであります...
宮沢賢治 「紫紺染について」
...又はアルコール中毒者でなければ単に阿片程度の愉楽な麻酔を感ずるに止まるという...
夢野久作 「暗黒公使」
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