...アルカリ性で緑になった...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...そうした誤植のない通俗の聖書をアルカリ性の聖書と謂ってよかろうと思う...
辰野隆 「愛書癖」
...なかんずく水に溶ける分は強いアルカリ性でいわゆる灰汁(あく)になる...
寺田寅彦 「歳時記新註」
...アルカリ性を帯びた時とでは...
中谷宇吉郎 「硯と墨」
...アルカリ性の場合は...
中谷宇吉郎 「硯と墨」
...魚を料理する時何故酢(す)あるいはレモン汁を使うかという問題は」中川「それは魚の血液がアルカリ性であるから酸類と中和させるのだ」小山「聞いてみると何でもないね...
村井弦斎 「食道楽」
...魚(うお)のアルカリ性に酸類を中和させるのも今の試験問題にあったろう...
村井弦斎 「食道楽」
...唾液は口から出てアルカリ性だから鹹(しおから)い味だし...
村井弦斎 「食道楽」
...その珈琲にはアルカリ性の毒薬が入れてあった...
夢野久作 「暗黒公使」
...強いアルカリ性のものである事は間違いないようである...
夢野久作 「暗黒公使」
...臭いもアルカリ性の強い朽葉の悪臭に変って来た...
横光利一 「旅愁」
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