...アホイ、ホイとどこだやら呼ばる声さ、あちらにもこちらにも耳について聞えるだね...
泉鏡花 「海異記」
......
竹内浩三 「よく生きてきたと思う」
...トーアホテルでは如何と云って来たので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...底を割って言えば、わたしもご同様、アホーで、でくのぼうなんです...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...エノケンの方は遙にアホられて...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「アホかいな」のけい古...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...倉庫みたいなオフィスで「アホかいな」と「恋のカレンダー」きく...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...加藤弘三二十一才にすっかりアホられちまった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...喫茶房てものゝアホらしさを充分味はひ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...芝居は急行、「雛妓」はまともにやったが、「蛇姫」の千太郎は、アホでやり、言ひたいこと言って皆を困らせる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...アホどもが拳銃を奪いおった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...しかし、なんでこんなに騒ぐのだ」車いすの小男がしーっと口に当てて、「黙れ、このアホ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...自分が弱いアホだったばかりに...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...烏がアホウクワと鳴くを聞いて...
南方熊楠 「十二支考」
...これ迄バルザックは私にとってのマッタアホーンのようなもので...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...いたけだかな声を出す)アホ言うたら...
三好十郎 「好日」
...ワアホイはもちろん鳥を追い散らすおどしの声...
柳田国男 「こども風土記」
...「恋」というものの詰らなさ……アホラシサをゾクゾクするほど感じさせられながら...
夢野久作 「ココナットの実」
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