例文・使い方一覧でみる「アップ」の意味

...バナナ、アイスクリイム、パイナアップル、ラム酒、――まだその外にもあったかも知れない...
芥川龍之介「点鬼簿」

...「ナニ」紋三はホールド・アップにでも出っ会したほど大袈裟（おおげさ）に驚いて思わず身構えをした... 「ナニ」紋三はホールド・アップにでも出っ会したほど大袈裟に驚いて思わず身構えをしたの読み方
江戸川乱歩「一寸法師」

...蛮人の顔のクローズアップにはこの映画に限らず頭の上をはう蠅（はえ）が写っている... 蛮人の顔のクローズアップにはこの映画に限らず頭の上をはう蠅が写っているの読み方
寺田寅彦「映画雑感（１［＃「１」はローマ数字、1-13-21］）」

...たとえば城代（じょうだい）の顔と二三の同志の顔のクローズアップ... たとえば城代の顔と二三の同志の顔のクローズアップの読み方
寺田寅彦「映画雑感（３［＃「３」はローマ数字、1-13-23］）」

...クローズアップされた恋だったのです... クローズアップされた恋だったのですの読み方
野村胡堂「奇談クラブ〔戦後版〕」

...バックアップしてくれたものである... バックアップしてくれたものであるの読み方
野村胡堂「胡堂百話」

...お狩場の四郎の執念が大きくクローズアップされて... お狩場の四郎の執念が大きくクローズアップされての読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...問題はメーキアップ... 問題はメーキアップの読み方
古川緑波「古川ロッパ昭和日記」

...森永とのタイアップなので写真いろ／＼撮られる... 森永とのタイアップなので写真いろ／＼撮られるの読み方
古川緑波「古川ロッパ昭和日記」

...これを西洋リンゴのアップルと区別せんがために和（わ）リンゴといわれている... これを西洋リンゴのアップルと区別せんがために和リンゴといわれているの読み方
牧野富太郎「植物知識」

...だんだんに前こごみに低くなって行く）３同じ工場内の仕上部の一角（クローズ・アップ）管制用の電燈のエンスイ形の光に照らし出された仕上台をはさんで...
三好十郎「その人を知らず」

...俺たちの十年分の生活を一年間にスピードアップして見せてくれただけだ...
三好十郎「肌の匂い」

...まちがいのないように守ることを「バック・アップ」といいます... まちがいのないように守ることを「バック・アップ」といいますの読み方
文部省「あたらしい憲法のはなし」

...その夜は髪をアップにしていた... その夜は髪をアップにしていたの読み方
山川方夫「その一年」

...ワインド・アップをしてぶつける目的のように速く投げる者もあった...
山川方夫「その一年」

...近頃のお若い方は何でもスピードアップなさるのがお好きで御座いますからね」「ううむ...
夢野久作「超人鬚野博士」

...それにつづいてクロオズアップされた... それにつづいてクロオズアップされたの読み方
蘭郁二郎「夢鬼」

...彼は「かもじの美術家」――つまりカツラ師でありメーク・アップ師であって...
レスコーフ　Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳「かもじの美術家」

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