例文・使い方一覧でみる「ゝ」の意味


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...せめて體をあためむとて...   せめて體をあたゝめむとての読み方
大町桂月 「房州紀行」

...もの四十秒もたないうちに...   ものゝ四十秒もたゝないうちにの読み方
鈴木三重吉 「勇士ウ※[#小書き片仮名ヲ]ルター(実話)」

...此(こ)に務(つとめ)を取(と)つてゐたのであつた...   此に務を取つてゐたのであつたの読み方
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」

...こはよいところだが...   こゝはよいところだがの読み方
種田山頭火 「行乞記」

...「田舎は静かで好いですナア」と自分はそれとなく言ふと、「いえ、静かどころでは、……此頃は、はア、えらく物騒で……」「何うしてゞす」と自分は怪んで尋ねた...   「田舎は静かで好いですナア」と自分はそれとなく言ふと、「いゝえ、静かどころでは、……此頃は、はア、えらく物騒で……」「何うしてゞす」と自分は怪んで尋ねたの読み方
田山花袋 「重右衛門の最後」

...再び出で市川驛待合室に至り木村芥舟の菊偶筆を讀み十一時過時刻を計りてかへる...   再び出でゝ市川驛待合室に至り木村芥舟の菊偶筆を讀み十一時過時刻を計りてかへるの読み方
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」

...先考の深く中華の文物を憬慕(けいぼ)せらるや...   先考の深く中華の文物を憬慕せらるゝやの読み方
永井荷風 「来青花」

...おとつあ稼(かせ)えで來(き)たから汝等(わつら)も此(こ)れからよかんべえ」卯平(うへい)はいつた...   おとつゝあ稼えで來たから汝等も此れからよかんべえ」卯平はいつたの読み方
長塚節 「土」

...あわて引止めたのはガラツ八自身でした...   あわてゝ引止めたのはガラツ八自身でしたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...「戌刻(いつ)に休んで――半刻(はんとき)も經たないうちに手洗(てうず)に起きたことになるわけだな...   「戌刻に休んで――半刻も經たないうちに手洗に起きたことになるわけだなの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...不氣味なものやうに...   不氣味なものゝやうにの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...二三人泣く娘があるぜ」平次は縁側に腰を掛けたま...   二三人泣く娘があるぜ」平次は縁側に腰を掛けたまゝの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...此百草園を捨て身を隱します...   此百草園を捨てゝ身を隱しますの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...こには古代(こだい)の美術(びじゆつ)や歴史(れきし)に關(かん)する物(もの)が陳列(ちんれつ)されてありますが...   こゝには古代の美術や歴史に關する物が陳列されてありますがの読み方
濱田青陵 「博物館」

...何とないあたかな幸福を感じるのであつた...   何とないあたゝかな幸福を感じるのであつたの読み方
林芙美子 「崩浪亭主人」

...食ひ物も二人前宛あるのもい...   食ひ物も二人前宛あるのもいゝの読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...日頃は彼が万十郎達と往来(ゆき)してさへ...   日頃は彼が万十郎達と往来してさへの読み方
牧野信一 「サクラの花びら」

...「五千円――あ...   「五千円――あゝの読み方
牧野信一 「泉岳寺附近」

「ゝ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ゝ」


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