例文・使い方一覧でみる「わらわら」の意味
スポンサーリンク... ちょろちょろ わらわら ネズミさんたちが とびだしてきて... 
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう やく 「グロスターのふくやさん」
...もののけやあやかしのわらわらとうごめいている...
山本周五郎 「山彦乙女」
...わらわら飛んで来たはいいが...
吉川英治 「江戸三国志」
...夕立のようにわらわらとすぐ塀の外を続いてゆく兵の跫音であった...
吉川英治 「大谷刑部」
...わらわらともと来た方へ蜘蛛（くも）の子となって逃げ散った...
吉川英治 「剣難女難」
...すると、俄かに店の前を行く人足が早くなって、わらわら、同じ方角へ駈け出してゆきながら、「喧嘩だ、喧嘩だ」「斬り合いだ、果し合いだ――」と物々しい触れ散らし、茶店にいた客たちも、その騒ぎに釣出されて、人浪の赴くまま、一散に駈け出して行ってみると、ちょうど、寒松院ヶ原にある枝垂（しだ）れ桜（ざくら）の下で二重三重の人の垣、事件はそこで起っているものらしい...
吉川英治 「剣難女難」
...五名の兵がわらわらと駈けあらわれ...
吉川英治 「私本太平記」
...見張っている寨（とりで）や、城門の屋根に、わらわらと、落葉がこぼれてくる...
吉川英治 「新書太閤記」
...わらわら、わらわら、一方へ向って、人が馳けて行く...
吉川英治 「新・水滸伝」
...吉良か』わらわらっと...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...わらわらと四条の方へ...
吉川英治 「親鸞」
...それまで、そこの死骸は、あずけておくぞ」こう云い捨てて、わらわら、後も見ずに逃げ去った...
吉川英治 「親鸞」
...わらわら道をひらいた...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...わらわら逃げ散った...
吉川英治 「源頼朝」
...後の三名はわらわらとつながって逃げ出した...
吉川英治 「宮本武蔵」
...わらわら帰ってしまった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...わらわらと、溜（たまり）から三、四名の法師が駈け出たので、さては喧嘩かと思っていると、陀雲の体をひっ担いで退がって行ったのである...
吉川英治 「宮本武蔵」
...わらわらと飛び出してそこに集った...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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