...後には何時(いつ)か童(わらべ)が一人...
芥川龍之介 「好色」
...まず童(わらべ)たちが鹿狩(ししがり)と云っては...
芥川龍之介 「俊寛」
...京童(きょうわらべ)の云う悪口(あっこう)ではない...
芥川龍之介 「俊寛」
...心ない童部(わらべ)に嘲(あざけ)らるるは元より...
芥川龍之介 「奉教人の死」
...十四五なるわらべ...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...わらべの雪遊びをなす事さま/″\ありて...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...燭を運び來りし水干に緋の袴着けたる童(わらべ)の後影(うしろかげ)見送りて...
高山樗牛 「瀧口入道」
...仔細は下々(しもじも)にて童子(わらべこ)どものざれごとに...
中里介山 「大菩薩峠」
...これまで参りました」ついぞこの辺の里の女童(おんなわらべ)の夜明け道と心得ていたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...わらべうたならもっと短くてもすむ...
信時潔 「歌詞とその曲」
...されどかかるわらべめきたるものをことさらに掲げて諸君に見(まみ)えんとにはあらず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...わしが童(わらべ)の頃より傅役(もりやく)として付き添い...
吉川英治 「私本太平記」
...牛童(うしわらべ)と装束筥(しょうぞくばこ)をになった供のほかは...
吉川英治 「私本太平記」
...「まだ童(わらべ)くさいところもあるが...
吉川英治 「新書太閤記」
...いわば童(わらべ)時代の古戦場でございますから」「うム...
吉川英治 「新書太閤記」
...どこかで女童(めわらべ)たちの笑いさざめきが流れていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...たくさんな童(わらべ)を知っておりますが...
吉川英治 「親鸞」
...――豊年童子(ほうねんわらべ)や...
吉川英治 「宮本武蔵」
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