例文・使い方一覧でみる「わだち」の意味


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...合い乗りらしい人力車のわだちの音も威勢よく響いて来た...   合い乗りらしい人力車のわだちの音も威勢よく響いて来たの読み方
有島武郎 「或る女」

...海の底の水はうずをまいて、あわだち、さかなどもは逃げまわり、まるい鉄の潜水機は、ブランブランとゆれ動き、潜航艇はロープをはなすまいと、右に左にしっぽをふり、鉄の人魚は、その背中の上で、あばれまわり、命がけのたたかいが、つづけられました...   海の底の水はうずをまいて、あわだち、さかなどもは逃げまわり、まるい鉄の潜水機は、ブランブランとゆれ動き、潜航艇はロープをはなすまいと、右に左にしっぽをふり、鉄の人魚は、その背中の上で、あばれまわり、命がけのたたかいが、つづけられましたの読み方
江戸川乱歩 「海底の魔術師」

...鏡の影を合わせて、幾千人の裸女と黒衣が、乱れ、もつれ、あわだち、ゆらいだ...   鏡の影を合わせて、幾千人の裸女と黒衣が、乱れ、もつれ、あわだち、ゆらいだの読み方
江戸川乱歩 「影男」

...車のわだちのあとに生えてゐたおばこ草もいつの間にかなくなつた...   車のわだちのあとに生えてゐたおばこ草もいつの間にかなくなつたの読み方
竹久夢二 「砂がき」

...せいぜい氷のわだちの中をガタピシと進むとき...   せいぜい氷のわだちの中をガタピシと進むときの読み方
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」

...それから車のわだちの跡が村までつづいていないで...   それから車のわだちの跡が村までつづいていないでの読み方
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」

...轍(わだち)の音を殺して靜かに/\後を追ひます...   轍の音を殺して靜かに/\後を追ひますの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...ああ 俥のはしる轍(わだち)を透してふしぎな ばうばくたる景色を行手にみる...   ああ 俥のはしる轍を透してふしぎな ばうばくたる景色を行手にみるの読み方
萩原朔太郎 「定本青猫」

...襟(ゑり)の印のあがりも際立(きわだち)て...   襟の印のあがりも際立ての読み方
樋口一葉 「たけくらべ」

...つりあいのとれた眉はいっそうくっきりときわだち...   つりあいのとれた眉はいっそうくっきりときわだちの読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」

...また広場のまん中にひれ伏してその身を車のわだちの下に敷き挫(くじ)かせ...   また広場のまん中にひれ伏してその身を車のわだちの下に敷き挫かせの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...輜重(しちょう)の車馬が踏みあらした轍(わだち)が深く刻まれている...   輜重の車馬が踏みあらした轍が深く刻まれているの読み方
吉川英治 「黒田如水」

...軌(わだち)の痕(あと)はある...   軌の痕はあるの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...つづいて夜露に濡れて汚れた軌(わだち)が重たげに転(まわ)りだす...   つづいて夜露に濡れて汚れた軌が重たげに転りだすの読み方
吉川英治 「親鸞」

...ここを巡(めぐ)りゆく軌(わだち)の音にも...   ここを巡りゆく軌の音にもの読み方
吉川英治 「親鸞」

...軌(わだち)は土を掘って林の道を揺るぎだした...   軌は土を掘って林の道を揺るぎだしたの読み方
吉川英治 「親鸞」

...同じ軌(わだち)を泥上(でいじょう)にえがいて...   同じ軌を泥上にえがいての読み方
吉川英治 「随筆 新平家」

...雨上がりの轍(わだち)のなかに落ち込んで...   雨上がりの轍のなかに落ち込んでの読み方
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」

「わだち」の書き方・書き順

いろんなフォントで「わだち」

「わだち」の英語の意味


ランダム例文:
ブーケ   暮れ行く   涙ながらに  

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