...かんかん鳴りわたりました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「人魚のひいさま」
...洞窟内にひびきわたりました...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...久須婆(くすば)の渡(わたり)一一に到りし時に...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...さつさと泳いでわたりました...
鈴木三重吉 「湖水の鐘」
...さらに局の奥さんからハガキ二枚借りた!一杯の酒が身ぬちにしみわたり...
種田山頭火 「其中日記」
...候鳥(わたりどり)のように場所を変えることに救いを求める者は...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...喊聲高く敵身方二將互にわたりあふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
......
富澤赤黄男 「天の狼」
...その後十五年にわたり...
中谷宇吉郎 「国際雪氷委員会のことなど」
...演奏旅行は九回にわたり...
野村胡堂 「楽聖物語」
...多勢の信者を一とわたり眺めるのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ひとわたり部屋の中を見廻しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...」ひとわたり悪態の連(つら)ねが回ると...
牧野信一 「武者窓日記」
...海は漫々として広く空は一面に晴れわたりたる処に...
正岡子規 「人々に答ふ」
...それがひとわたり拾ってなくなった頃になると...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...水は二寸ぐらゐしかありませんでしたからハーシュは車を引いて川をわたりました...
宮沢賢治 「車」
...北条時行の軍勢が三道から鎌倉奪回にせまると聞えわたり...
吉川英治 「私本太平記」
...ぞくぞく船列にのりこんで対岸へ押しわたり...
吉川英治 「新・水滸伝」
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