...万(よろず)の災厄(わざわい)は...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...論者がかかる推定(すいてい)より当時もっとも恐るべきの禍(わざわい)は外国の干渉(かんしょう)に在りとなし...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...禍(わざわい)が落ちてくるかもしれない...
海野十三 「宇宙戦隊」
...何とかして禍(わざわい)を未然に防ぎたいというので私に相談されたんです」それを聞いて...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」
...すでに非常な禍(わざわい)をこうむっているのであるから...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...地の上にはありとあらゆる災(わざわい)が一どきに起こってきました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...私は始めて煩累(わざわい)の兆を見たのでした...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...福は禍(わざわい)の本と申す事を得(とく)と申してきかせる方が肝要じゃ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...なぜ禍(わざわい)をお除きになりませんの?」と子供が聞いている...
永井隆 「この子を残して」
...禍(わざわい)その身に及ぶということを御存じはありませんか」「ははあ...
中里介山 「大菩薩峠」
...災(わざわい)その身に及ぶということがありましたね...
中里介山 「大菩薩峠」
...それが災(わざわい)の元で...
夏目漱石 「明暗」
...すなわちこれ人民の節を屈して禍(わざわい)を後世に残したる一例と言うべし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...果して何の災(わざわい)もなかったのは投機商売の中(あたっ)たようなものです...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...あの大勢のいやな「わざわい」の埋合(うめあわ)せをつけるために箱の中に入れられたんです...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...一挙に後の禍(わざわい)を絶ち...
吉川英治 「新書太閤記」
...お家の禍(わざわい)を領民の禍にまでしとうないと存じて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...禍(わざわい)を人類に及ぼさない文化的遺産として...
吉川英治 「人間山水図巻」
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