...絹糸のような髪の毛をもてあそぶ事を思うと葉子の胸はわれにもなくただわくわくとせき込んで来た...
有島武郎 「或る女」
...二人は妙にわくわくした心持ちになった...
有島武郎 「カインの末裔」
...このささやかな娯楽にわくわくしていた...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「象を撃つ」
...俺の胸がわくわくしていたのは...
高見順 「いやな感じ」
...杜陽は随(つ)いて往ったが気がわくわくしておちつかなかった...
田中貢太郎 「陳宝祠」
...呉葉はわくわくしながら...
田山花袋 「道綱の母」
...私の胸は無暗にわくわくと慄(ふる)えた...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...お雪ちゃんは胸がわくわくして...
中里介山 「大菩薩峠」
...胸(むね)はわくわくと上氣(じようき)して...
樋口一葉 「たけくらべ」
...胸をわくわくさせながら後を促した...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...見ただけで胸がわくわくするやうな...
平出修 「夜烏」
...太平洋上に出動するのはいつだろうか?」清君が胸をわくわくさせてそんなことを考えている中(うち)に...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...私は何か胸がわくわくするのを覺えてゐる位です...
堀辰雄 「七つの手紙」
...そのあと東洋人たちはわくわくしながら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...わくわくします...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...胸がわくわくいたしました...
三浦環 「お蝶夫人」
...見ているとまるでわくわくするよう...
宮沢賢治 「イーハトーボ農学校の春」
...わくわく身をふるわしつつ...
吉川英治 「江戸三国志」
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